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Oracle® Hyperion Financial Close Managementユーザーズ・ガイド

E79696-02
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問合せの作成

問合せの作成は、レポート生成の最初のステップです:

  1. 問合せを作成します。次を参照してください。

  2. テンプレートを作成します。レポート・テンプレートの作成を参照してください。

  3. レポート・グループを設定します。レポート・グループの管理を参照してください。

  4. レポート定義を設定します。レポート定義の作成を参照してください。

  5. レポートを生成します。レポートの生成を参照してください。

問合せを作成するには:

  1. アプリケーションで、「管理」「レポートの管理」の順に選択します。
  2. 「問合せ」「アクション」「新規」の順に選択します。
  3. 「新規問合せ」で、次の内容を入力します:
    • 名前

    • 説明

    • タイプ

      タイプの選択内容によって、「新規」および「レポートの編集」ダイアログ・ボックスのどこに問合せが表示されるかが決まります。

      • パラメータ問合せ

        「パラメータ問合せ」タイプとして定義される問合せは、このパラメータの値に指定できるオプションのリストを表示するために使用されます。「パラメータ問合せ」では、レポート問合せに対するパラメータの値の入力時に使用されるオプションのリストを表示できます。このオプションのリストはすでに定義済の単純な属性ではなく、定義が必要とされる複雑な問合せです。

      • レポート問合せ

        レポートに含めるレコードを選択します。セキュリティ・フィルタを適用できます。これによって、ユーザーには各自の役割に基づいて参照を許可されているデータと、割り当てられている調整のみが表示されます。レポート問合せにセキュリティ・フィルタを適用するには、問合せのWHERE CLAUSE文の最後に次の構文を追加します:

        Close Manager問合せ:$CM_SECURITY_CLAUSE$

        セキュリティ・フィルタを適用したClose Manager問合せのサンプル: SELECT Task_name FROM fcc_tasks WHERE schedule_id = ~Schedule~ AND $CM_SECURITY_CLAUSE$

        セキュリティ・フィルタを適用したClose Managerr問合せのサンプル: SELECT Task_name FROM fcc_tasks WHERE schedule_id = ~Schedule~ AND $CM_SECURITY_CLAUSE$

        Account Reconciliation Manager問合せ: $ARM_SECURITY_CLAUSE$

        注意:

        Oracle Hyperion Financial Close Managementに付属している事前定義の問合せの多くはセキュリティ・フィルタが適用されているため、独自の問合せを作成する際にこれらを例として使用することができます。

        ヒント:

        設計中のレポートにパラメータが含まれる場合は、レコードを表示しない、またはすべてのレコードを表示するようにレポートを設計できます。それぞれの例を次に示します。これらの例では、頻度が"毎月"の期間のリストが表示されるレポートを実行する必要があると想定しています。

        • パラメータ問合せ: Select frequency_id, frequency_name from arm_frequencies

        • レポート問合せ、オプション1: (ユーザーが頻度の値を指定しない場合、期間は返されません):

          Select p.period_name from arm_periods p, arm_period_frequencies pf where p.period_id = pf.period_id and pf.frequency_id = ~FREQUENCY~

        • レポート問合せ、オプション2: (ユーザーが頻度の値を指定しない場合、すべての期間が返されます):

          Select p.period_name from arm_periods p, arm_period_frequencies pf where p.period_id = pf.period_id and pf.frequency_id = coalesce(~FREQUENCY~,pf.frequency_id)

        2番目のオプションでは、coalesce()関数はリストの最初のnull以外の値を返します; したがって、FREQUENCYがnullのときは、pf.frequency_idを返すことになり、その場合、条件は必ずtrue(pf.frequency_id = pf.frequency_id)なので、すべてのレコードが返されます。

    • 問合せの生成

      問合せまたはフィルタ処理(あるいはその両方)の対象となる既存の製品内の属性を選択可能にすることで、データベースに対する問合せの作成を支援します。ダイアログでは指定された属性およびフィルタと一致するようにSQLが生成されます。この時点で変更および改善が可能です。

    • 問合せ

      サンプルXMLファイルを問合せから生成するには、「サンプルXMLの生成」をクリックします。

  4. 問合せにエラーがあるかどうかをテストするには、「検証」をクリックします。