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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79715-02
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翻訳済レポート・テンプレート用のXLIFFファイルの作成

テンプレート・レイアウトのテキスト文字列の翻訳が必要な場合は、レポート・テンプレートからXLIFF (またはRTF)ファイルを生成できます。

翻訳可能な文字列は、公開レポートで表示するテンプレート内の任意のテキスト(表ヘッダーやフィールド・ラベルなど)です。実行時にデータから提供されたテキストや、ユーザーがMicrosoft Wordのフォーム・フィールドに入力したテキストは翻訳できません。テンプレートXLIFFファイルは、必要な数の言語に翻訳し、その翻訳を元のテンプレートに関連付けることができます。

XLIFFとは、XML Localization Interchange File Formatのことです。ローカライゼーション・プロバイダが使用する標準書式です。XLIFF仕様の詳細は、http://www.oasis-open.org/committees/xliff/documents/xliff-specification.htmを参照してください。

 XLIFF翻訳ファイルを作成するには:

  1. Template Builder for WordがインストールされているMicrosoft Wordでテンプレートを開きます。
  2. 「Template Builder」メニューで、「ツール」「翻訳」「テキストの抽出」の順に選択します。

    BI Publisherによって、テンプレートから翻訳可能な文字列が抽出され、XLIFF (.xlf)ファイルにエクスポートされます。

  3. プロンプトが表示されたら、ファイルをTemplateName_<language code>.xlf or .rtfとして保存します。ここで:
    • TemplateNameは元のテンプレート名です。

    • language codeは、2文字のISO言語コードです(小文字を使用)。

    たとえば、元のテンプレートの名前がEmployeeTemplateで、日本-日本語用の翻訳をアップロードする場合、ファイルにはEmployeeTemplate_ja.xlfという名前を付けます。

    ファイル名に"地域コード"を含める方法は、https://docs.oracle.com/cd/E10415_01/doc/bi.1013/e12187/T421739T432386.htmを参照してください。

  4. レポート・エディタで、「レイアウト」ページを選択して翻訳済XLIFFファイルをアップロードします。
  5. <EPM_ORACLE_HOME>\Products\FinancialDataQuality\Templatesフォルダにある言語のサブディレクトリにファイルを保存します。