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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79715-02
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データの同期

データの同期によって、ソースとターゲットのEPMアプリケーションを選択し、データをマッピングするだけで、アプリケーションのディメンショナリティに関係なく、EPMソース・アプリケーションとターゲット・アプリケーションとの間でデータを同期し、マップすることができます。強力なマッピング機能がすでに使用可能な場合、データはあるアプリケーションから別のアプリケーションに簡単に変換できます。たとえば、データの同期によって、一般会計からOracle Hyperion Planningにロードされたデータを取得し、予算情報に変換したり、一般会計に戻すことができます。

データの同期によって使用可能になるタスクは、次のとおりです:

  • 同期を作成および変更します。

  • ソースおよびアプリケーション・アプリケーションを選択します。

  • ソースおよびターゲット間のマッピングを定義します。

  • レポート目的のためにOracle Hyperion Financial ManagementからOracle Essbaseへデータをコピーします。

  • 今後のプランニングのためにFinancial ManagementからPlanningに連結データをコピーします。

  • 様々な法定報告書用にあるFinancial Managementアプリケーションから別のFinancial Managementにコピーします。

  • Oracle Enterprise Performance Management SystemからEnterprise Resource Planning (ERP)アプリケーションにデータを書き込みます。

  • 同期を検証します。

  • 同期を実行します。

  • 同期アクティビティのログを表示します。

データの同期モジュールによって、Financial ManagementPlanningOracle Hyperion Profitability and Cost ManagementEssbase (ASO)およびEssbase (BSO)を宛先として、次のソースとの間の同期を作成できます:

  • Financial Management

  • Planning

  • Profitability and Cost Management

  • Essbase (ASO)

  • Essbase (BSO)

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionでのデータの同期手順の概要は次のとおりです:

  1. インポート・フォーマット—ソースおよびターゲットEPM Systemアプリケーションを選択します

    インポート・フォーマットではディメンション・マッピングも定義されます。同期がすべての関連要素を認識できるように、各ソースおよびターゲット・アプリケーションに対応するディメンションをマップします。

  2. データ・ロード・ルール — ソース・フィルタ・パラメータを定義します。

  3. 実行—データ・ルールを実行すると、ソースEPM Systemのデータがファイルに抽出されます。データ・ロード・ワークフロー・プロセスを使用し、データをインポートして処理できます。

  4. エクスポート — データを同期します。