インポート・フォーマットによって、ソース・システムから抽出されるフィールド(列)と、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionステージング表へのデータの保管方法が決まります。インポート・フォーマットは1つの会計エンティティに対して作成されます。
ただし、同じ勘定体系を持つ複数の会計エンティティからデータをインポートする場合は、代表の会計エンティティを使用して1つのインポート・フォーマットを定義し、それを使用して同じ勘定体系を持つすべての会計エンティティに対しデータをインポートすることができます。
インポート・フォーマットを定義し、ターゲット・ディメンションにソースのセグメントまたはチャートフィールドをマッピングします。インポート・フォーマットを作成すると、次を定義できます:
ソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとディメンションとの間のインポート・フォーマット・マッピングを定義します(メタデータ・ロードおよびデータ・ロード・プロセスで使用されます)。
EPMディメンションとソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとの間のインポート・フォーマット・マッピングを定義します(ライトバック・プロセスで使用されます)。
ソース・アダプタに基づく統合のインポート・フォーマット・マッピング情報を定義および保守します。
データの同期のためのソースとターゲットのEPMディメンション間のインポート・フォーマット・マッピング情報を定義および保守します。
注意:
人事ソース・システムで使用するインポート・マッピングを定義する必要はありません。これは、再構築したPeopleSoft HCMとの統合にのみ適用されます。
インポート・フォーマットは、次の3つのセクションで構成される「インポート・フォーマット」画面で操作します:
インポート・フォーマットの要約 - ソースおよびターゲット・アプリケーションに関連する一般的な情報を表示します。
インポート・フォーマットの詳細 - インポート・フォーマット情報を追加して保持できます。
インポート・フォーマット・マッピング - インポート・フォーマット・マッピング情報を追加して保持できます。