プライマリ・コンテンツへ移動
Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79715-02
目次に移動
目次

前
次

メンバー・マッピングのインポート

選択した.csvファイルおよび.txtファイルからメンバー・マッピングをインポートし、マッピングを作成できます。メンバー・マッピングのインポートでは、ターゲット・メンバーに対する検証または検証なしオプションとともに、マージ・モードまたは置換モードもサポートします。

メンバー・マッピングのインポートは、オンライン・モードでもオフライン・モードでも実行できます。

また、Excelからマッピングをインポートしたり、Excelテンプレートをダウンロードすることもできます。ExcelマッピングのインポートおよびExcelテンプレート(マッピング・テンプレート)のダウンロードを参照してください。

メンバー・マッピングをインポートするには:

  1. 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・マッピング」を選択します。
  2. 「インポート」ドロップダウンから、次のいずれかを選択します:

    インポートするファイルの選択画面が表示されます。

  3. インポートするファイルに移動し、「OK」をクリックします。
  4. オプション: 必要な場合は、「アップロード」をクリックして、インポートするファイルに移動してから、「OK」をクリックします。

    「インポート・モードと検証を選択してください」画面が表示されます。


    イメージは「インポート・モードと検証を選択してください」画面を示します。
  5. 「インポート・モード」から、インポート・モードを選択します:
    • マージ - アプリケーション内のデータをデータ・ロード・ファイル内のデータで上書きします。

    • 置換 - データ・ロード・ファイルのディメンションの値をクリアし、既存ファイルの値で置換します。

  6. 「検証」から、メンバー・マッピングを検証することを選択します。

    インポート済GL内のすべてのデータに、対応するマッピングがあるかどうかを確認します。

  7. 「実行モード」で、インポートを実行するモードを選択します:
    • オンライン - インポートを即時に処理します。

    • オフライン - インポートをバックグラウンドで実行します。

  8. 「OK」をクリックします。

メンバー・マッピング・インポート・ファイルで、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、次のいずれかの文字を列区切り文字としてサポートします:

  • ,

  • |

  • ;

列の順序:

  • ソース値

  • ターゲット値

  • ルール名

  • ルール説明

注意:

ターゲット勘定科目の前にマイナス記号を追加すると、「符号の変更」が選択された状態でインポートされます。

表3-8 サポートされる列区切り文字

マッピング
100, Cash, R1, Explicit Mapping 明示マッピング
100>199, Cash, R2, Between Mapping ' ">"は範囲マッピングを示します。
1*, Cash, R3, Like Mapping "*"は類似マッピングを示します。
#MULTIDIM ACCOUNT=[4*] AND UD3=[000],Cash,R4,Multi Dimension Mapping "#MULTIDIM"は複数ディメンションのマッピングを示します。マッピングに使用される実際の列名は、「データ表列名」です。複数のディメンションのマッピングを作成する一番簡単な方法は、ユーザー・インタフェースによりマッピングを作成し、それをファイルにエクスポートする方法です。その後で、マッピングを追加することによりファイルを変更できます。
10, 20, In Mapping INマッピングの場合、ソース値は" "で囲まれてカンマ(,)で区切られます。たとえば、IN 10, 20はインポート・ファイルのソース列で“10,20”として定義されます。