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Oracle® Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition管理者ガイド

E79715-02
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SAP BWソース・アダプタの使用

SAP Business Warehouse (BW)ソース・アダプタを使用して、SAP BWソース・システムからメタデータおよびデータを抽出できます。SAP BWとOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionの統合は、標準および事前パッケージ済統合フレームワークと異なります。SAP (BW)には、事前定義された多数のInfoCubeが付属しています。独自のInfoCubeを定義することもできます。

ディメンションおよび階層は、SAP BWキューブから抽出できます。「ソース・アダプタ」画面からInfocubeを選択した後でメタデータ・ルールを作成し、ディメンションおよび階層を抽出できます。

SAP BWソース・アダプタを追加するには:

  1. 「設定」タブの「登録」で、「ソース・アダプタ」を選択します。
  2. 「ソース・アダプタ」「ソース・アダプタ」要約タスク・バーで、「追加」をクリックします。

    「ソース・アダプタ」要約セクションに空白のエントリ行が追加されます。

  3. 「ソース・アダプタ」詳細グリッドの「アダプタ・キー」に、アダプタのユーザー定義の識別子を入力します。

    たとえば、SAP BWソース・アダプタの場合は、NK_SAPと入力します。このフィールドの値は、作成後には変更できません。

  4. 「アダプタ名」に、SAP BWアダプタのユーザー定義の名前を入力します。

    たとえば、NK_SAPと入力します。

  5. 「ODIパッケージ名」に、パッケージの名前を入力します。

    たとえば、NK_SAPと入力します。

  6. 「ODIプロジェクト・コード」に、テンプレートODIプロジェクト・コード名を入力します。

    ODIオブジェクト・プロジェクト・コードは、プロジェクト内のオブジェクトを識別します。

  7. 「ソース・システム・タイプ」で、「SAP BW」ソース・システムを選択します。
  8. 「キューブ名」に、事前定義済のInfoCube名を入力します。
  9. 「キューブ定義のインポート」をクリックします。

    SAP BWキューブ情報がFDMEEにインポートされ、「ソース列」タブ内にソース列が作成されます。

  10. 「ソース列」グリッドで、「列名」フィールド内の各SAP BWキューブ列を「分類」のデータ列のタイプにマップします。

    たとえば、IOPK_0FIGL_C101_0CO_AREA_PK_CO_AREA列には「ファクト」分類を選択します。

    分類タイプ:

    • ファクト

    • 期間

    • 期間番号

  11. 「表示名」に、列に表示する名前を入力します。

    この名前は、「インポート・フォーマット」画面およびデータ・ロード・ワークベンチに表示されます。

  12. 「パラメータ」タブを選択し、フィルタ・パラメータを指定します。

    パラメータの定義を参照してください。

  13. 「ソース・アダプタ」要約グリッドで、「テンプレート・パッケージの生成」をクリックします。

    テンプレート・パッケージは、インポート・フォーマット・マッピングに基づいて最終シナリオを生成するために使用されます。カスタマイズが必要な場合、自動生成されたテンプレート・パッケージをカスタマイズできます。

  14. 「保存」をクリックします。
  15. インポート・フォーマットを定義し、プロセスを生成します。