レポート定義には、SQLで作成された問合せ定義、および選択済レポートで使用するために設定したRTFテンプレートを含めることができます。さらに、レポートのパラメータの選択時に値リストを指定するようユーザーに要求する問合せ定義をレポートに関連付けることができます。
レポート定義を追加するには:
「設定」タブの「レポート」で、「レポート定義」を選択します。
「レポート定義」で、「レポート」タブを選択します。
「レポート」タブには3つの領域があります:
要約 - すべてのレポート定義がリストされます。
詳細 - レポート名、関連する基本問合せ定義、レポート・グループ、および関連するテンプレートが表示されます。
パラメータ - パラメータ名、パラメータ・タイプ、表示名、シーケンス、パラメータ値、および特定のレポート・パラメータの値リストの指定に使用される問合せ定義が表示されます。
要約グリッドで、「追加」をクリックします。
詳細グリッドで、「名前」にレポート定義の名前を入力します。
「グループ」で、定義と関連付けるレポート・グループ名を選択します。
レポート・グループで検索するには、をクリックし、「検索して選択: グループ」画面からレポート・グループを選択します。
レポート・グループは、「レポート・グループ」タブで作成します。レポート・グループの追加を参照してください。
「問合せ」で、レポート定義と関連付ける問合せ定義の名前を選択します。
問合せ定義で検索するには、をクリックし、「検索して選択: 問合せ」画面から問合せ定義を選択します。
問合せ定義は、「問合せ定義」オプションで定義します。問合せ定義の操作を参照してください。
「テンプレート」で、レポート定義と関連付けるRTFテンプレートを選択します。
テンプレートで検索するには、をクリックし、「検索して選択: テンプレート」画面からテンプレートを選択します。
Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionレポート・テンプレートはRich Text Format (RTF)ファイル・タイプで保存されます。RTFファイル・タイプは、Microsoft Wordなどの一般的なワード・プロセッサ・アプリケーションで使用される仕様です。FDMEEレポートで使用可能なテンプレートは、Oracle Business Intelligence Publisherで作成します。Oracle Business Intelligence Publisherのレポート設計者ガイドを参照してください。Microsoft Office用のOracle BI Publisher Desktopをダウンロードするには、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-publisher/downloads/index.htmlを参照してください。
注意:
ユーザー・インタフェースに選択した言語でレポートの説明およびパラメータを表示できます。レポート定義を選択して関連付けるために、\Oracle\Middleware \EPMSystem11R1\products\FinancialDataQuality\templates
の言語テンプレートを使用できます。
テンプレートをアップロードするには、をクリックします。「検索して選択: テンプレート」で、「アップロード」をクリックします。「参照」をクリックしてアップロードするテンプレートに移動し、「OK」をクリックします。
「保存」をクリックします。
レポート定義のパラメータを定義するには:
要約グリッドから、パラメータを追加するレポート定義の名前を選択します。
詳細グリッドで、「追加」をクリックします。
レポート・パラメータの追加先の空白の行が表示されます。
「パラメータ名」で、パラメータが属するPOVカテゴリを入力します。
たとえば、「POVロケーション」には「POVLOC」
、「POV期間」には「POVPeriod」
、「POVカテゴリ」には「POVCAT」
、ターゲット・カテゴリには「POVTARGET」
を入力します。
「タイプ」で、レポートのパラメータのタイプを選択します。
使用可能なタイプ:
POV — POVのロケーション、期間、カテゴリまたはルールに対するプロンプトを表示します。「POV」値のデフォルトは、レポート・パラメータを実行した際のユーザーのPOVです。
問合せ — 「問合せ」タイプでは問合せを作成できます。この問合せによって移入される値リストから、レポートの実行時にユーザーが値を選択できます。ユーザーが入力するパラメータ名は、割り当てられた問合せで使用されるパラメータと一致する必要があります。たとえば、パラメータ名が「California」の場合、問合せの対応するパラメータの名前も「California」である必要があります。問合せでの名前には接頭辞として「~」記号が必要です。これによってシステムが問合せを正しく解析できます。
静的 - 「静的」タイプはパラメータが定数または定義済の値であることを示し、パラメータ値がユーザーにより指定されたことを示します。パラメータが指定され、レポートが実行されるとき、問合せはこのパラメータをSelect文の一部として使用します。
タイトル(列タイトルのヘッダー部分を示します)
「表示名」で、「レポートの生成」画面でパラメータに表示される名前を入力します。
「パラメータ値」で、 "静的"パラメータ・タイプの値を入力します。たとえば、30日間の年齢調べレポートの場合、このフィールドに「30」
を入力します。
「シーケンス」で、「レポートの生成」画面でのパラメータの表示順序を入力します。
「問合せ」で、パラメータの値リストを提供する問合せ定義を指定します。たとえば、「レポートの生成」画面でユーザーが選択するデータ・ルールのリストを表示するには、これらの問合せを定義する問合せ定義を指定します。
「保存」をクリックします。
レポートをコピーするには:
「設定」タブの「レポート」で、「レポート定義」を選択します。
「レポート定義」の「レポート」要約グリッドで、レポートを選択します。
「レポート」要約グリッドで、「現在のレポートのコピー」をクリックします。
コピーされたレポートはレポートのリストに追加されます。レポートの名前は、元のレポートの名前の後に"_copy"を付加したものになります。