セキュリティ役割の割当て

Account Reconciliation Managerモジュールへのアクセス権は、ユーザーのセキュリティ役割と権限によって決まります。Account Reconciliation Managerには、次のセキュリティ役割を使用できます:

セキュリティ役割

説明

管理者

  • システム設定、フィルタ、属性、期間、調整プロファイル、調整インスタンス、レートおよびレポートへの完全なアクセス。

  • 策定者およびレビュー担当者によって送信された再割当て要求を、確認して承認するか、却下します。

  • 勘定科目調整を準備またはレビューできません。

  • 独自のコメントを追加および削除します。

  • コメントを削除する必要があり、そのコメントが退社したユーザーによって入力されている場合に対応するため、調整からコメントを削除します。

  • レポート・バインダの作成

パワー・ユーザー

  • フィルタ、調整プロファイル、調整インスタンスおよびレポートへの完全なアクセス。

  • 策定者およびレビュー担当者によって送信された再割当て要求を、確認して承認するか、却下します。

  • 独自のコメントを追加および削除します。

  • コメントを削除する必要があり、そのコメントが退社したユーザーによって入力されている場合に対応するため、調整からコメントを削除します。

  • レポート・バインダの作成

策定者

  • 準備に関連するすべての機能(取引の追加、編集および削除、取引へのフラグ設定、コメントの追加、追加したコメントの削除、添付ファイルの追加、前に追加した添付ファイルの削除、質問への回答、レビュー用の調整の送信など)を実行します。

  • 調整に対してレポート・バインダを作成

  • プライベート・フィルタを作成

レビュー担当者

  • レビューします(取引へのフラグ設定、コメントの追加、前に追加したコメントの削除、調整の却下、調整の承認など)。

  • 調整に対してレポート・バインダを作成

  • プライベート・フィルタを作成

コメント作成者

  • 調整および関連する調整の取引にコメントを追加します。この場合、コメント作成者の権限で割り当てられた調整にのみアクセスできます。

  • 調整に対してレポート・バインダを作成

  • プライベート・フィルタを作成

参照者

  • 参照者権限を割り当てられている調整への読取り専用アクセス。

  • 調整に対してレポート・バインダを作成

  • プライベート・フィルタを作成

レポート・デザイナ

  • レポートの管理へのアクセス

  • レポートの生成へのアクセス

セキュリティ役割は、外部認証プロバイダのユーザー、グループまたはチームのリストが表示されるOracle Hyperion Shared Services Consoleで割り当てます。セキュリティ役割は、グループまたは個人に割り当てられます。

セキュリティ役割を割り当てるには:

  1. EPM Workspaceで、「ナビゲート」「管理」「Shared Services Console」の順に選択してOracle Hyperion Shared Servicesにアクセスします。

  2. 「ユーザー・ディレクトリ」フォルダを展開してから、ユーザーが存在するディレクトリを展開します。

  3. 次のいずれかのアクションを実行します。

    • セキュリティ役割をユーザーに割り当てるには、「ユーザー」を選択します。

    • セキュリティ役割をグループに割り当てるには、「グループを選択します。

  4. ユーザーまたはグループを検索し、選択します。

  5. 次のいずれかの方法で、ユーザーをプロビジョニングします。

    • 右クリックして「プロビジョニング」を選択します。

    • 「管理」,、「プロビジョニング」の順に選択します。

    • 「プロビジョニング」をクリックします。

  6. 「使用可能な役割」で、「Financial Close Management」を展開します。

  7. Account Reconciliation Managerを選択してAccount Reconciliation Managerの役割まで展開し、矢印ボタンをクリックして役割をユーザーに追加し、「保存」をクリックします。

  8. 要約レポートを確認します。