属性の定義

 Account Reconciliation Managerで属性を定義するには:

  1. Account Reconciliation Managerで、「管理」「属性」の順に選択します。

  2. 「新規」をクリックします。

  3. 「名前」に、属性名を入力します。

  4. 「タイプ」で、次のいずれかのオプションを選択します。

    • 日付

    • 日時

    • 整数

    • リスト

      質問に対する有効な回答のリストを入力します。

    • 複数行のテキスト

      最大長は4,000文字未満にする必要があります。

      「複数行のテキスト」を選択し、3から50行の間の行数を入力します。「複数行のテキスト」では、「アクション」ダイアログ・ボックスで、スクロールせずに表示できるテキストの行数を決定します。

      複数行のテキスト・タイプの場合: 調整アクション・ダイアログ・ボックスに添付ファイル用のセクションを作成するためにカスタム属性が必要な場合は、「添付ファイルを含める」を選択します。

    • 数値

      「数値」を選択した場合、数値のフォーマット・オプションを選択します。

      • 「小数点以下の桁数」には、表示する小数点以下の桁数の値を入力します。

      • 数値に3桁ごとの区切り文字(たとえば、1,000.00)を表示する場合、「3桁ごとの区切り文字」オプションを選択します。

      • 「通貨記号」リストから、通貨記号を選択します。たとえば、ドルの場合は($)。

      • 「負数」リストから、負数の表示方法を選択します。たとえば、(123)。

      • 「スケール」リストから、数値のスケール値を選択します。たとえば、1000。

    • テキスト

    • 「True」または「False」

    • ユーザー

    • 「はい」または「いいえ」

    • 計算

      注意:

      この機能は、Financial Close Management 11.1.2.4.100 (パッチ20307212)でのみ使用可能です。新機能およびリリース11.1.2.4.100へのアップグレードの詳細は、My Oracle Support https://support.oracle.com/を参照してください。

      計算済属性は読取り専用です。管理者は「アクション」ダイアログ・ボックスの属性セクションに属性を追加でき、ワークフロー・ユーザーはその属性をアクション・ダイアログ・ボックスと取引に表示できます。管理者は、アクセス権を「表示しない」に設定することで、特定の役割に対してアクセス権を制限できます。たとえば、管理者が計算済属性XYZに対して「参照者: 表示しない」アクセス権を追加すると、XYZは参照者に表示されません。

      どのユーザー役割でも、計算済属性を列としてビューおよびポートレットに追加できます。「フィルタ・パネル」にフィルタ可能な属性として追加することもできます。

    • 「計算」を選択すると、「計算式の定義」セクションが表示されます。

      • 計算タイプ: 属性タイプによって値リストが決まります。

        • 値をリストに割当て - 値をリスト・タイプの属性に割り当てます

        • リストを値に割当て - リストの値を異なる属性の値に割り当てます。タイプ・リストの属性にのみ使用できます。

        • 条件 - 条件付き計算(If – Then – Else)

        • スクリプト - 自由形式のスクリプト計算。スクリプトは、テキスト、数値または整数タイプの属性に使用できます。

        次の表は、「計算」オプションが選択された場合に、属性タイプごとに使用可能な計算タイプを示しています。

        属性タイプ値をリストに割当て条件スクリプトリストを値に割当て
        日付    
        日付/時間    
        整数XXX 
        リスト X X
        複数行のテキストXXX 
        数値XXX 
        テキストXXX 
        True/False X  
        ユーザー    
        はい/いいえ X  
      • 「スクリプト」計算タイプを選択する場合、自由形式の計算式を入力するには、「属性の追加」および「関数の追加」を使用します。

        属性の追加 - 属性を選択して属性を計算に追加をクリックすると、「計算式の定義」ボックスのカーソルの位置に属性が挿入されます。カーソルが単語または属性上にある場合は、定義内でその単語/属性が置き換えられます。追加される属性は、スクリプトの形式に従って、名前が括弧{}で囲まれます。

      • 関数の追加 - 関数を選択して属性を計算に追加をクリックすると、「計算式の定義」に関数が追加されます。関数は各パラメータのプレースホルダとともに追加されます。

        例:

        TRANSLATE関数を計算式の定義に挿入します。

        TRANSLATE(<Value>, <To Currency>) - TRANSLATE(<Value>, <To Currency>)

        次に、プレースホルダを属性に置き換えます。

        TRANSLATE({Source System Balance (Entered)}, 'USD') - TRANSLATE({Subsystem Balance (Entered)}, 'USD')

        その他のスクリプト関数の例:

        • 過去平均関数: 過去X期間の数量の平均値を算出します。

          AVERAGE_PRIOR(<Value>, <Number of Periods>, <To Currency*>, <Rate Type*>, <Rate Period*>

          例: AVERAGE_PRIOR( {Source System Balance (Reporting)}, '2', 'EUR', 'REC')

        • 日付差異: 2つの日付の差を日、時間、分または秒で戻します。たとえばDATE 1とDATE 2には、それぞれ現在の日付(時間コンポーネントなし)と日時を表すTODAYおよびNOWの値を使用できます。

          DATE_DIFF(<Date1>, <Date2>, <Type>)

          例: DATE_DIFF('TODAY', {Preparer End Date}, 'DAYS') or DATE_DIFF({Preparer End Date}, 'NOW', 'HOURS')

        • テキストの抽出: 値内の指定した位置からの部分文字列を戻します。

          SUBSTRING(<Value>, <Location>, <Length>)

          例: SUBSTRING( {Name} , 5, 10)

        • If Then Else: 条件付きの計算をスクリプト計算に挿入できるようになります。IF_THEN_ELSE計算式は、ネストしてELSE IFタイプの計算式に対応することもできます。

          IF_THEN_ELSE(<Condition>, <Value1>, <Value2>)

          例:

          IF_THEN_ELSE( {Risk Rating} = 'Low', 'Good',
          IF_THEN_ELSE( {Risk Rating} = 'Medium', 'Better',
          IF_THEN_ELSE({Risk Rating} = 'High', 'Best','Bad')))
          
        • 小文字: 値を小文字で戻します。

          LOWERCASE(<Value>)

          例: LOWERCASE( {Description} )

        • 最大: 属性リストの最大値を戻します。任意の数のパラメータを含めることができます。

          MAX(<Value1>, <Value2>,<ValueN>)

          例: MAX( TRANSLATE( {Source System Balance (Entered)}, 'USD', 'Accounting'), TRANSLATE( {Source System Balance (Functional)}, 'USD', 'Accounting'), TRANSLATE( {Source System Balance (Reporting)}, 'USD', 'Accounting') )

        • 過去最大: 過去X期間の最大値を戻します。

          MAX_PRIOR (<Value>, <Number of Periods>, <To Currency*>, <Rate Type*>, <Rate Period*>)

          例: MAX_PRIOR( {Source System Balance (Functional)}, '6', 'CAD', 'REC', 'CURRENT')

        • 最小: 属性リストの最小値を戻します。任意の数のパラメータを含めることができます。

          MIN(<Value1>, <Value2>,<ValueN>)

          例: MIN( TRANSLATE( {Source System Balance (Entered)}, 'CAD', 'REC'), TRANSLATE( {Source System Balance (Functional)}, 'CAD', 'REC'), TRANSLATE( {Source System Balance (Reporting)}, 'CAD', 'REC') )

        • 過去最小: 過去X期間の最小値を戻します。

          MIN_PRIOR (<Value>, <Number of Periods>, <To Currency*>, <Rate Type*>, <Rate Period*>)

          例: MIN_PRIOR( {Source System Balance (Functional)}, '6', 'EUR', 'Simplified')

        • 前: 指定された前期間の値を戻します。

          PRIOR(<Value>, <Number of Periods Prior*>, <To Currency*>, <Rate Type*>, <Rate Period*>)

          例: PRIOR( {Source System Balance (Entered)}, '1', 'EUR', 'rec', 'prior')

        • 丸め処理: 指定された小数点以下の桁数で丸めた値を戻します。

          ROUND(<Value>, <Decimal Places>)

          例: ROUND( ({Scripted Translate} /7), 4)

        • 過去の合計: 過去X期間の合計値を戻します。

          SUM_PRIOR(<Value>, <Number of Periods>, <To Currency*>, <Rate Type*>, <Rate Period*>)

          例: SUM_PRIOR( {Source System Balance (Reporting)}, '3', 'EUR', 'REC')

        • テキストの場所: 値内の部分文字列の索引(1が最初の位置)を戻します。

          INSTRING(<Value>, <Value To Search>)

          例: INSTRING( UPPERCASE( {Name} ), 'TAX' )

        • 換算: 指定されたレート・タイプを使用して、通貨属性を数値属性に変換します。

          TRANSLATE(<Value>, <To Currency>, <Rate Type>)

          例: TRANSLATE( {Source System Balance (Entered)}, 'EUR', 'Accounting')

        • 大文字: 値を大文字で戻します。

          UPPERCASE(<Value>)

          例: UPPERCASE( {Name} )