「メンバー選択」の「使用可能」領域

「メンバー選択」には、「メンバー」、「リスト」、「関数」という3つのナビゲーション・タブがあります。左パネルでは、個々のメンバー、メンバー・リストおよびメンバーを動的に選択する関数を表示できます。

表6. 「メンバー選択」のタブ

タブ説明
メンバー選択したディメンションに関連付けられているメンバーを表示します。デフォルトでは、ディメンションのメンバーはツリー・ビューで表示されます。これは指定したディメンションのメンバーの階層ビューです。フラット・リストでもメンバーを表示できます。デフォルトでは、ツリー・ビューはトップレベルのメンバーのみを表示します。トップレベルのメンバーを展開して、その子孫を表示できます。
リスト問合せの実行やレポートのメンバーの選択に使用されるメンバー・リストを表示します。表示されるリストのタイプは、データベース接続に基づきます。

メンバー・リストは次のようにできます:

  • システム・リスト - ユーザー・リストの作成時にデータベースに事前に定義され、これにはメンバー、メンバー・リストおよび関数を含めることができます。

    システム・リストは、データベース接続としてEssbase、Oracle Hyperion PlanningまたはOracle Hyperion Financial Managementを使用する場合に使用できます。

  • ユーザー・リスト - ユーザーが作成するリスト。印刷プレビューまたはWebプレビューを選択すると、ユーザー定義のリスト内のメンバーが、リスト作成時に指定した順序で表示されます。ユーザー・リストは、データベース接続としてOracle Essbaseを使用するときに作成できます。

  • 動的リスト - DynamicMemberList関数で使用される事前定義リスト。動的リストは、Financial Managementをデータベース接続として使用する場合に使用できます。

関数

レポートのメンバーの選択時またはメンバー・リストへのメンバーの追加時に使用する関数を指定します。関数を使用すると、メンバーや関連メンバーをデータベース接続から取得できます。1つ以上の関数を指定でき、関数パラメータを編集できます。

詳細は、『Oracle Hyperion Financial Reporting Studioユーザー・ガイド』を参照してください。