ハイパーリンクおよびFRExecuteの処理動作

Microsoft Wordのリンクの動作は、関連コンテンツの動作に非常に似ています。ブック・エディタでは、章レベルで「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」オプションを使用して、.docまたは.htmlタイプの章でハイパーリンクを処理する方法を制御できます。

FRExecuteレポートに関連コンテンツが含まれる場合、「FRExecute処理の有効化」を使用すると「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」との依存関係が存在します。次の表に、ハイパーリンクおよび関連コンテンツを含むFRExecuteの予期される動作を示します:

注意:

.docまたは.htmlドキュメントにFRExecuteおよびハイパーリンクが含まれない場合、「FRExecute処理の有効化」および「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」の設定は不要です。

ケース1: .docまたは.htmlドキュメントに、関連コンテンツがあるFRExecuteおよびハイパーリンクが含まれる

表8. .docおよび.htmlドキュメントに、関連コンテンツがあるFRExecuteおよびハイパーリンクが含まれる

If:「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「はい」「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「いいえ」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「はい」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「いいえ」Then: 次が処理されます:
 X X 
  • FRExecuteおよびその関連コンテンツ

  • ハイパーリンク

 X  X
  • FRExecute

  • ハイパーリンク

  XX 

ハイパーリンク

  X X

(処理は行われません)

表9. .docおよび.htmlドキュメントに、関連コンテンツがあるFRExecuteが含まれ、ハイパーリンクは含まれない

If:「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「はい」「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「いいえ」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「はい」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「いいえ」Then: 次が処理されます:
 X X 

FRExecuteおよびその関連コンテンツ

 X  X

FRExecute (関連コンテンツなし)

  XX 

(処理は行われません)

  X X

(処理は行われません)

表10. .docおよび.htmlドキュメントに、ハイパーリンクのみが含まれる

If:「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「はい」「組込みコンテンツ処理の有効化」 = 「いいえ」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「はい」「HTMLの目次に関連コンテンツを含める」 - 「いいえ」Then: 次が処理されます:
 X X ハイパーリンク
 X  X

(処理は行われません)

  XX ハイパーリンク
  X X

(処理は行われません)

And if:

FRExecuteの関連コンテンツおよびハイパーリンクが処理されます。

And if:

FRExecuteの関連コンテンツおよびハイパーリンクが処理されます。

And if:

FRExecuteの関連コンテンツおよびハイパーリンクが処理されます。

And if:

FRExecuteの関連コンテンツおよびハイパーリンクが処理されます。