同じプロンプトと変数

変数が存在し、データ・ソースに複数の参照がある場合、または同じプロンプトが複数のグリッドに存在する場合は、「プロンプトに応答」ダイアログ・ボックスにリストが表示され、ユーザーはグリッド、レポート/ブック、バッチのどのレベルでプロンプトに応答するかを選択できます。ドロップダウン・リストに表示される選択肢は、「プロンプトに応答」ダイアログ・ボックスがレポートやブックの実行中に表示されているか、バッチ・エディタから表示されているかによって異なります。ドロップダウン・リストは、選択の必要がある場合にのみ表示されます。同様に、レポート、ブックまたはバッチに1つのプロンプトのみ含まれている場合またはプロンプトが異なる(異なるディメンション、デフォルト・メンバー、選択リスト)場合、ドロップダウン・リストは表示されません。

レポートを実行中の場合、次の選択肢が表示されます:

ブックを実行中の場合、次の選択肢が表示されます:

バッチの編集時の選択肢は、「バッチ・レベルでプロンプトに応答」(デフォルト)「ブック/レポート・レベルでプロンプトに応答」および「グリッド・レベルでプロンプトに応答」です。

選択肢は、必要な場合にのみ表示されます。1つの変数またはプロンプトへの参照が複数ある場合、これらは表示されません。

ユーザーはプロンプトに一度応答して、両方の応答に同じ値を使用することも、ドロップダウンで「グリッド・レベルでプロンプトに応答」を選択して「適用」を押し、プロンプトごとに異なる値を入力することもできます。

「ソース」列には、プロンプトが表示されるアーティファクトが表示されます。同じプロンプトが見つかり、プロンプト応答が1つのみ提供されている場合は、「ソース」列に、そのプロンプト応答がそのタイプのすべてのプロンプトに適用されることを示すアスタリスク(*)が表示されます。

プロンプトに応答するレベルを選択できる機能は、EPM Workspaceでのみ使用可能です。Reporting Studioでは、「プロンプトに応答」ダイアログ・ボックスには常に、すべてのメンバー選択プロンプトと各変数への1つの参照が表示されます。