このオプションは、行、列、セル、カスタム・ヘッダーまたはディメンション・ヘッダーのスタイル属性を指定します。このオプションは、行、列、セルの上書き、カスタム・ヘッダーまたはヘッダー・オプションの定義内で使用します。
各スタイル・プロパティは、プロパティ名、コロンおよび値で構成されます。次に示すように、値はスペースで区切られた1つ以上の単語です:
Style:color:red;text-align:right
Styleオプションは、Financial Managementではなく、ブラウザによって解釈されるため、ブラウザのサポート・レベルによってのみ制限されます。Styleオプションは、World Wide Web Consortium(W3C)がサポートする標準を使用します。
C3=S#Actual.Y#@CUR(-1),Style:font-color:blue;background-color:red;font-weight:bold
Style Example表では、使用できるプロパティと値を示します。完全なリストは、W3Cの「Property Index」を参照してください。
フォントの太さ。値は、demi-bold、demi-light、extra-bold、light、extra-light、demi-lightを含みます。例: | |
テキストの配置。値は、left、right、centerおよびjustifyを含みます。例: Style: text-align: center |
行に対して、「スタイル」テキスト・ボックスまたは「カスタム・ヘッダーのスタイル」テキスト・ボックスに最初の文字としてセミコロンを入力することで、行および列の交差のスタイルを組み合せることができます。Styleキーワードの後にセミコロンがない場合、フォーム内でスタイルが競合すると、行の値は列の値よりも優先するため、行に対して定義されたスタイルが使用されます。
グリッド内の各セルは、右と下の枠線のみを表示します。そのため、隣接するセルが1つのピクセルによって区切られます。Styleを使用して、色を変更したり、右また下の枠線を破線に設定したりできます。ただし、上または左の枠線を使用可能にした場合は、上側のセルの下の枠線と左側のセルの右の枠線に加えて、上または左の枠線がそれぞれ存在することになります。これは、2つの枠線を持つことを意味します。2つの枠線を避けるには、隣接する枠線を無効にします。
また、ヘッダーがグリッドに揃うようにするために、軸のCustomHeaderStyleも設定する必要があります。
次の例では、行の定義内でStyleキーワードの後にセミコロンを追加することで、Row 1(ピンクの背景色)とColumn 1(ピンクの背景色と太字、緑のテキスト)のスタイルが組み合されています。SuppressColHeaderRepeatsの例には、この構文が使用された場合のサンプルのデータ入力フォームが表示されています。