接頭辞表

各スキーマ・フォーマットでは、ディメンション表と1つのデータ・フィールドのキーを含むPREFIX_FACT表が作成されます。また、メタデータの抽出タイムスタンプを追跡するPREFIX_DIMENSION表、HFM_EA_EXTRACT表、およびライター・ロックおよびリーダー・ロックを追跡するPREFIX_LOCK_ACCESS表も作成されます。ライター・ロックは、作成または置換プロセスを使用する場合など、メタデータの変更時に使用されます。リーダー・ロックは、更新プロセスを使用する場合など、メタデータが変更されず、FACT表のデータが更新される場合に使用されます。これらのルールは、ロック・プロセスに使用されます:

  • 同じDBMSインスタンスの同じ接頭辞には、一度に1つの書込みのみ行えます。

  • ライターが実行中またはキューに存在する場合は、リーダーは書込みが完了するまで実行できません。

  • 視点に関係なく、同時に複数の読取りを行えます。

    注意:

    エンティティ・ディメンションの2つの表(PREFIX_ENTITYおよびPREFIX_PARENT)が作成されます。

SQLおよびEssbase集約スキーマ・フォーマットでは、PREFIX_DIMENSION_BASE表も作成されます。

ウェアハウス正規化階層スキーマ・フォーマットでは、PREFIX_DIMENSION_PARENT表が作成されます。

注意:

ビュー、年および親ディメンションには、BASE表とPARENT表は作成されません。

たとえば、リレーショナル表の接頭辞がDEMOで、フォーマットがEssbaseの場合は、次の表が作成されます。

  • HFM_EA_EXTRACT1

  • HFM_LOCK_ACCESS1

  • DEMO_FACT

  • DEMO_YEAR

  • DEMO_VIEW

  • DEMO_PARENT

  • DEMO_SCENARIOおよびDEMO_SCENARIO_BASE

  • DEMO_PERIODおよびDEMO_PERIOD_BASE

  • DEMO_VALUEおよびDEMO_VALUE_BASE

  • DEMO_ENTITYおよびDEMO_ENTITY_BASE

  • DEMO_ICPおよびDEMO_ICP_BASE

  • DEMO_ACCOUNTおよびDEMO_ACCOUNT_BASE

  • DEMO_CUSTOMおよびDEMO_CUSTOM_BASE