アプリケーションのデータを、ロード・ファイルのデータで置き換えるには、「置換」オプションを選択します。「置換」オプションでは、データ・ファイル内のシナリオ、年、期間、エンティティおよび値の一意の組合せごとに、アプリケーションのすべての勘定科目値がクリアされ、データ・ファイルから値がロードされます。
「置換」オプションと一緒に「ファイル内の累計」オプションを選択すると、アプリケーションの値がクリアされ、データ・ファイルにある同じ視点の値をすべて加算した値がロードされます。
データベース管理モジュールを使用して「置換」オプションと一緒に「ファイル内の累計」オプションを使用するのと同じ結果になります。シナリオ、年、エンティティ、値および期間に基づいて、ファイルのデータをグループに整理できます。
データベース管理モジュールの「データのクリア」タブを使用して、システム勘定科目を含むすべての勘定科目を選択し、これらのディメンションの一意の組合せをクリアします。データ・グリッドに手動でデータを入力するか、「マージ」または「累計」ロード・オプションを使用して、アプリケーションにデータをロードまたはコピーします。サブキューブの期間に対して「クリア」操作を行うと、データ、セルのテキスト、およびライン・アイテムの詳細はクリアされますが、セルの添付ドキュメントはクリアされません。
特にデータが非常に大きいときやファイルに出資比率データが含まれている場合は、データ・ファイルをロードするために、「置換」モードを使用していくつかの小さなファイルを作成する必要がある場合があります。ファイルが大きすぎる場合は、ファイルをロードしようとすると、エラー・メッセージが表示されます。 |
置換モードを使用してデータをロードし、後続の期間のデータが含まれている場合、後続の期間のデータはファイルで累計される場合があります。この問題が発生した場合は、データ・ファイルにシナリオのデフォルト・ビューと同じビューを使用してデータを再ロードします。たとえば、シナリオのデフォルト・ビューがYTDの場合、期間データではなくYTDデータを再ロードします。中間期間をロードする際も、同じデータ・ファイルに後続のすべての期間を含めてロードしてください。