ステージの追加

ステージはタスクフロー内の手順を説明します。各ステージには、データのロードなどのアクションがあります。これらのアクションには、実行時に値が提供されるパラメータがあります。

ステージを定義するには、次の3つのタブを使用します:

  • 全般: ステージ名、説明、およびステージの実行を担当するユーザーのユーザーIDを定義します。ユーザーは、開始元(タスクフローの1番目のステージの所有者)、または他のステージの別のユーザーです。

  • 処理中: ステージで実行するアクションと、必要に応じて、そのパラメータを定義します。

  • 開始イベント: タスクフローを開始するイベントと、イベントが発生する予定時間を定義します。予定時間は、ローカル・ユーザーのコンピュータの時間ではなく、アプリケーション・サーバーの時間に基づいています。週次、月次、月の初めなどのスケジュールに従って実行するようにタスクフローをスケジュールできます。このタブは、タスクフローの1番目のステージに対してのみ表示されます。スケジュール済のイベント(タスクフローの開始時間)が表示されるか、使用不可になります(「今すぐ実行」オプションで実行されるタスクフローを手動で開始する場合)。

ステージを追加するには:

  1. タスクフロー・エディタで、「ステージの追加」をクリックします。

    新しいステージが左のペインに、ステージの詳細が右のペインに表示されます。タスクフローにステージがある場合、新規ステージはタスクフローの最後に作成されます。

    図4. タスクの自動化の「一般」タブ

    この画像には、タスクの自動化モジュールでの「全般」タブが表示されています。
  2. 「全般」タブを選択し、次の情報を入力します:

    1. 「名前」に、LoadDataなどのステージ名を入力します。

      注意:

      ステージ名にスペースを含めることはできません。名前には最大30文字を指定できます。

    2. オプション: 「説明」に、「毎月のデータ・ファイルのロード」など、タスクフローの説明を入力します。

    3. 「別名実行」「ユーザー名」を選択し、タスクフローを起動するユーザーのユーザー名およびパスワードを入力します。

      注意:

      ステージ1では、ユーザー名およびパスワードを入力することが要求されます。後続のステージでは、開始元を選択できます。この場合は、ステージ1で定義したユーザーIDおよびパスワードが使用されます。

  3. 「処理中」タブを選択し、次の情報を入力します:

    1. 「アプリケーション」で、タスクを実行するアプリケーションを選択します。

    2. 「アクション」で、LoadDataなどの実行するアクションを選択します。

    3. 各パラメータの「タイプ」で、アクションに応じて「選択リスト」「テキスト・ボックス」または「URL」を選択して、パラメータの値を入力します。

      たとえば、「データのロード」アクションでは、「モード」パラメータの選択リストから、「マージ」、「累計」または「置換」を選択できます。

      視点を編集するには、「編集」をクリックし、視点のメンバーを選択します。

      データ・ファイルおよびログ・ファイルの名前およびパスの場合は、手動で情報をテキスト・ボックスに入力する必要があります。タスクフローはサーバーから実行されるため、ファイル名とパスが有効であること、タスクを実行するサーバーからアクセスできることを確認する必要があります。このため、自分のハード・ドライブを参照するc:\file.datなどのパスを入力できません。たとえば\\HFMServer\share\path\file.datのように、Universal Naming Convention (UNC)を使用してファイルのコンピュータ名および共有ディレクトリを特定する必要があります。

      図5. データのロード用のパラメータのサンプル

      この画像には、タスクの自動化の「処理中」タブが表示されています。
  4. 「開始イベント」タブを選択し、「スケジュール済イベント」を選択し、次の情報を入力します:

    1. 「開始イベント」で、イベントを選択します。

      「サーバーの日付」情報は、表示専用です。

      図6. タスクの自動化の「開始イベント」タブ

      この画像には、タスクの自動化の開始イベント・タブが表示されています。
    2. 「開始日」で、タスクを実行するスケジュールされた日付を入力するか、ポップアップ・カレンダをクリックして日付を選択します。

    3. 「開始時間」で、タスクを実行するスケジュールされた時刻を選択します。

      注意:

      スケジュールされた時刻は、ローカル・ユーザーのコンピュータの時刻ではなく、「サーバーの日付」行で識別されるアプリケーション・サーバーの時刻に基づきます。

    4. 繰返しタスクの場合は、繰返しを選択し、繰返しパターンからタスクの頻度を選択します。

    5. タスクの終了日時を入力するオプションを選択します:

      • 「終了日なし」

      • 「終了条件」: 繰返し数を入力します。

      • 「終了日」: 終了日を選択し、「終了時間」を選択します。

  5. オプション: ステージを追加するには、「ステージの追加」をクリックし、「全般」および「処理中」にステージ情報を入力します。

    注意:

    開始イベント・タブは、最初のステージでのみ使用可能です。ただし、タスクフローのスケジュール機能を使用して、ステージの作成に依存せずにタスクフローをスケジュールできます。タスクフローのスケジュールを参照してください。