プロンプトにより、参照者はディメンションへのメンバーの割当てが可能になります。プロンプトは、設計時に設定します。レポート設計者は、ディメンションに割り当てるデータのタイプを制限できます。「プロンプトに応答」ダイアログ・ボックスにメンバー名、説明(Financial Managementデータベース接続の場合)、別名(EssbaseまたはPlanningデータベース接続の場合)、またはメンバー名と説明または別名の両方を表示するかどうかも指定できます。
たとえば、製品ラインからユーザーが選択できるレポートを作成するとします。レポート設計者はプロンプトを製品のメンバーとして選択して、特定の製品ラインを選択します。レポートを実行するエンド・ユーザーは、これらの製品ラインから選択します。
オプション: プロンプトに応答するときに選択できるものを、特定のデフォルト・メンバーかメンバー・リスト(またはその両方)に制限するには、次のいずれかのアクションを行います。
メンバー名が既知の場合は、「デフォルト・メンバー」にメンバー名を入力するか、「デフォルト・メンバー」検索ボタンをクリックします。プロンプトに複数のメンバーを入力する場合は、各メンバーをカンマで区切る必要があります。メンバーの選択の詳細は、データの行と列のメンバーの割当てを参照してください。
メンバー・リストがわかっている場合は、「選択リスト」ボタンをクリックして、メンバーのリストを選択します。プロンプト用に複数のメンバー・リストを指定する場合は、メンバー・リストをカンマで区切る必要があります。詳細は、メンバー・リストの定義を参照してください。
プロンプトのメンバー・ラベルから、レポートの実行時に「プロンプトに応答」ダイアログ・ボックスに表示されるラベルを選択します: