VariancePercent/VarPer

VariancePercentは、現在の勘定科目の種別に基づいて指定された値の差異をパーセントで評価する財務関数です。収益、フロー、資産、または残高の勘定科目では、正の結果は増加を示すため、正数で表示されます。支出または負債の勘定科目では、正の結果は減少を示すため、負数で表示されます。

この関数は、標準のEssbaseデータベース接続、Planningデータベース接続およびFinancial Managementデータベース接続で使用できます。

  • Essbaseでは、支出または支出外という勘定科目の種別のディメンションのメンバーを使用できます。

  • Planningでは、EssbaseをUDA(ユーザー定義属性)の勘定科目の種別(資産、負債、資本、収入、支出としても定義されている)とともに使用できます。

  • Financial Managementでは、資産、負債、収益、支出、フロー、残高、経常残高などの勘定科目の種別を使用できます。

構文:

VarPer(reference1, reference2)

ここで、reference1reference2は、VariancePercentの結果を計算する勘定科目ディメンションと同じディメンションのメンバーである行、列またはセルへの参照です。