テキスト・オブジェクトの追加

テキスト・オブジェクトは、テキストまたはテキストの関数を含むことができるレポート・オブジェクトです。たとえば、ラベル、説明、テキスト・ボックス内の現在の日付を取得する関数などを入力できます。テキストの関数の詳細は、テキスト関数を参照してください。テキストは複数の段落に分けて入力できます。テキストが含まれている領域は、他のレポート・オブジェクトと同様に、移動、サイズ変更、位置の変更を行うことができます。

新しいテキスト・オブジェクトを作成するか、既存のテキスト・オブジェクトをレポートに挿入します。新しいテキスト・オブジェクトは空の領域であり、エディタやワード・プロセッサからテキスト、テキスト関数またはリッチ・テキストを入力できます。テキスト・オブジェクトはリポジトリに保管され、多数のレポートに挿入できます。たとえば、すべてのレポート・デザインに、同じテキスト・オブジェクトを追加することもできます。

テキスト・オブジェクトを追加するには:

  1. 「ファイル」を選択してから「開く」を選択します。

  2. レポートを開き、「挿入」「テキスト」の順に選択します。

  3. テキスト・ボックスの左上角になる場所をクリックし、そのままドラッグします。ボックスが適切なサイズになったらマウスのボタンを離します。

  4. 挿入したテキスト・オブジェクトをクリックし、テキストを直接入力します。

リポジトリに保存されているテキスト・ボックスを挿入するには:

  1. 「ファイル」を選択してから「開く」を選択します。

  2. レポートを開き、「挿入」「保存したオブジェクト」の順に選択します。

  3. 「タイプ」ドロップダウン・リストで「テキスト」を選択します。

  4. テキスト・オブジェクトを探すディレクトリを選択し、使用するテキスト・オブジェクトを選択します。

  5. 次のいずれかのアクションを実行します。

    • テキスト・オブジェクトをリンク付きオブジェクトとして使用するには、「ソース・オブジェクトにリンク」を選択します。

    • テキスト・オブジェクトをリンクなしのオブジェクトとして使用するには、「ソース・オブジェクトにリンク」チェック・ボックスの選択を解除します。これがデフォルトのオプションです。

  6. 「挿入」をクリックします。