Dateは、オンライン・レポートにデータが挿入された日付と時刻、またはスナップショット・レポートが保存された日付と時刻を戻すテキスト関数です。これらの日付と時刻は、レポート・サーバーから取得され、レポート・サーバーがある国の日付と時刻に対応します。Dateは、テキスト・ボックス、テキスト・セル、行見出し、列見出しで使用できます。
<<Date("format”,”TimeZoneId”)>>
引数 | 説明 |
---|---|
format | デフォルトで日付/時刻のユーザー・プリファレンスに設定されます。有効な値は、Java SimpleDateFormat、userまたはempty ("user")で使用される値です。 日付と時刻のformat文字では、大文字と小文字が区別されます。 |
TimeZoneId | デフォルトでタイムゾーンのユーザー・プリファレンスに設定されます。有効な値は、Java TimeZone.getTimeZone()、またはサーバーのタイムゾーンで使用される値です。たとえば、TimeZone.getTimeZone()の場合、東海岸を指定するには次のように入力します: "America/New_York"。 TimeZoneIDを使用している場合は、formatパラメータを引用符で囲む必要があります。これは、TimeZoneIdが示されている場合にのみ適用します。TimeZoneIdを増加させる前のレポートを更新する必要はありません。 |
format文字を使用する際の考慮事項:
format文字の個数によって、フォーマットが決まります。
たとえば、4月24日の場合は、次のようになります。
<<Date("dd-M-yy")>>は、24-4-02となります。
<<Date("dd-MM-yy")>>は、24-04-02となります。
<<Date("dd-MMM-yy")>>は、24-Apr-02となります。
<<Date("dd-MMMM-yy")>>は、24-April-02となります。
数字の場合は、数字のパターンを示す文字の個数は最小の桁数を示します。それより桁数の短い数字には足りない桁にゼロが挿入されます。年は特別な例です。"yy"では年数の最後の2桁が表示され、"yyyy"では4桁で年が表示されます。
すべて大文字で示されたアルファベット、またはすべて小文字で示されたアルファベットは、特別なformat文字であるかどうかにかかわらず、パターンとしてみなされます。
リテラル・テキストは一重引用符で囲みます。一重引用符(アポストロフィ)をリテラル・テキストで使用する場合は、テキスト全体を一重引用符で囲んだ上で、アポストロフィのかわりに一重引用符を2つ続けて使用します。
たとえば、4 o'clockと出力するためのフォーマットは、次のとおりです。
<<Date("hh 'o''clock' ")>>