EPM Workspaceを使用したブックおよびバッチの作業

Reporting Studioの機能に加えて、EPM Workspaceは、レポートの設計時に拡張機能を提供します。EPM Workspaceでは、リポジトリ・オブジェクト(レポート、ブックおよびグラフィックスなど)を開くことや、コピー、削除、移動、インポート、エクスポート、および名前の変更ができます。また、フォルダを開くことや、作成、削除、インポート、エクスポート、および名前の変更ができます。さらにHTMLまたはPDF形式でレポートとブックをプレビューできます。

EPM Workspaceのコンポーネントは次のとおりです。

  • エクスプローラ - 保管されているファイルを開いたり、フォルダの作成、ファイルのインポートとエクスポート、さらに電子メールからフォルダ、レポートおよびスナップショット・ブックへのリンクの設定ができます。

  • ブック・エディタ - 複数のレポートからブックを作成できます。このブックは、ブックまたはスナップショット・ブックとして保存できます。

  • バッチ・エディタ - バッチ・ジョブに対するオブジェクトの追加と除去、バッチ処理のスケジュール、バッチ処理後にバッチを削除するかどうかの指定を行うことができます。

  • スケジューラ - バッチをスケジュールしたり、処理するようスケジュールされたバッチのステータスを確認したりできます。

注意:

参照者の役割を持つ場合は、レポートを表示したり、ドキュメントをMicrosoft Word、Microsoft ExcelおよびMicrosoft PowerPointにエクスポートしたりすることができます。

ヒント:

EPM Workspaceと、EPM WorkspaceでのFinancial Reportingタスクの詳細は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceユーザー・ガイドOracle Hyperion Financial Reportingユーザー・ガイドを参照してください。ブックおよびバッチの詳細は、Oracle Hyperion Reporting and Analysis Frameworkユーザー・ガイドを参照してください。