スマート・リストは、メンバーに割り当てられた属性のような値で、実際の割当ては、メンバーのEssbaseキューブにデータとして保管されます(0、1、2、3、4など)。Planningリポジトリは、この数値をテキスト文字列に変換します(0="定額償却", 1="倍額定率"など)。
Financial Reportingのスマート・リストのサポートの例を次に示します。
Planningデータベース内でスマート・リストを含むセルを参照するグリッドは、数値ではなく文字列値を戻します。結果には、数値ではなく文字列が常に表示されます。
数値比較演算子および文字列比較演算子(equals、startswithなど)を使用すると、条件付きフォーマットおよび条件付き抑制でセル値オペランドを含む任意のセル(データ、式、テキスト)を選択できます。たとえば、条件付き抑制では、スマート・リスト文字列を含むデータ・セルを参照して、「セルの値B6がABCで始まる場合に行を抑制」などの条件付き抑制を適用できます。
条件付きフォーマットおよび条件付き抑制は、Workforce Planningまたはスマート・リスト・テキスト・データに適用できます。
スマート・リストの文字列をPlanningから取得すると、文字列値(「Meets」など)および数値が格納され使用できるようになり、次の機能を可能にします:
スマート・リスト文字列値またはその基盤となる数値のいずれかに基づいて、条件付き抑制および条件付きフォーマットを設定できます。
数値のデータ・セル値と組み合せたスマート・リスト値を持つ行または列をソートします。このとき、スマート・リストの数値は他の数値のセル値と比較して使用されます。
セルへの式参照を通じてスマート・リスト数値にアクセスします。スマート・リスト・セルへの式参照はすべて、スマート・リスト数値に対して機能します。