Same As関数を使用すると、設計者は、別の行または列からメンバー選択を取得できます。Financial ReportingのSame As関数には、次のような特徴があります。
Same As関数で参照するメンバーは、レポート内で常に同じディメンション、同じタイプのデータベース接続、同じグリッドにあるメンバーになります。
Same As関数で参照するメンバーは、グリッドの行または列のメンバー選択に対してのみ使用可能です。Same As関数は、次のメンバー選択として使用できません。
Same As関数は、プロンプトや現在のPOVにメンバー選択を取得する行や列を参照できます。
Same As関数は、他のSame As関数の参照先を参照できません。
Same As関数は、行と列のテンプレートで使用することはできません。
Same As関数は、必ず単独で使用します。別のメンバー選択と組み合せることはできません。
Same As関数を設定するには:
レポートを開き、Same As関数を設定するメンバー選択をダブルクリックします。
「メンバー」タブで、「次のメンバー選択と同じ」を展開し、ディメンションの行または列でSame As関数を選択します。次に、「追加」、
をクリックし、ディメンションのSame As関数を選択済領域に追加します。
「OK」をクリックします。