Same As関数の参照の設定

Same As関数を使用すると、設計者は、別の行または列からメンバー選択を取得できます。Financial ReportingのSame As関数には、次のような特徴があります。

  • Same As関数で参照するメンバーは、レポート内で常に同じディメンション、同じタイプのデータベース接続、同じグリッドにあるメンバーになります。

  • Same As関数で参照するメンバーは、グリッドの行または列のメンバー選択に対してのみ使用可能です。Same As関数は、次のメンバー選択として使用できません。

    • ページ軸

    • グリッドのPOV

    • ユーザーのPOV

    • ブックのPOV

    • バッチのPOV

    • プロンプトのデフォルト・メンバー選択

    • プロンプトへの応答

    • Member関数のメンバー・パラメータ(範囲など)

    • ブック・エディタで使用するメンバー選択

  • Same As関数は、プロンプトや現在のPOVにメンバー選択を取得する行や列を参照できます。

  • Same As関数は、他のSame As関数の参照先を参照できません。

  • Same As関数は、行と列のテンプレートで使用することはできません。

  • Same As関数は、必ず単独で使用します。別のメンバー選択と組み合せることはできません。

Same As関数を設定するには:

  1. レポートを開き、Same As関数を設定するメンバー選択をダブルクリックします。

  2. 「メンバー」タブで、「次のメンバー選択と同じ」を展開し、ディメンションの行または列でSame As関数を選択します。次に、「追加」右矢印アイコンをクリックし、ディメンションのSame As関数を選択済領域に追加します。

  3. 「OK」をクリックします。