グリッドでデータベース接続としてPlanningを使用する場合、Financial Reportingでは、特定のディメンションのメンバーに対するアクセス権が付与されます。これらのディメンションには、会計、エンティティ、シナリオ、およびバージョンがあります。「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスには、アクセス権に関係なく、Planningデータベース接続のすべてのメンバーが表示されます。そのため、レポートの実行時に戻されないメンバーをグリッドに配置できます。選択したメンバーは、レポートの出力に影響します。たとえば、視点またはページ軸でユーザーがアクセスできないメンバーを選択すると、エラー・メッセージが戻されます。
次の4つのシナリオで、グリッドのディメンションやメンバーに有効なものと無効なものが含まれている場合に、どのような値が戻されるかについて説明します。
どのシナリオでも、ユーザーは、Planningデータベース接続を使用してレポートを実行し、次のディメンションとメンバーのアクセス権を持っています。
結果: ユーザーは、中部や南部、第 2版のアクセス権を持っていないので、次のようなレポートになります。
結果: ユーザーはページのシナリオ: 実績のアクセス権を持っていないので、ページは表示されず、アクセス権がないことを示すエラー・メッセージが表示されます。
結果: ユーザーは、行のエンティティディメンションのアクセス権を持っていないので、ページは表示されず、アクセス権がないことを示すエラー・メッセージが表示されます。