グリッドの行見出しと列見出しのオーバーライド

行見出しと列見出しを定義すると、グリッドに設定した見出しのプロパティをオーバーライドできます。行や列に次のいずれかのタイプの見出しを指定できます。

  • メンバー・ラベル

    • メンバー名。見出しにメンバー名が表示されます。

    • 別名または説明。見出しに別名または説明が表示されます。

    • メンバー名と、別名または説明。見出しにメンバー名と、別名または説明が表示されます。

  • カスタム見出し

    • カスタマイズしたテキスト。見出しにユーザー定義のテキストが表示されます。

    • テキスト関数。テキスト関数を使用して、見出しに表示するデータを取得します。

セグメント内で同じメンバーの見出しが繰り返されないように抑制することもできます。見出しを抑制すると、繰り返し表示されるメンバーの見出しの最初のインスタンスのみが表示されます。それ以降に繰り返されるメンバーの見出しは非表示になります。

グリッドの行見出しと列見出しをオーバーライドするには:

  1. レポートを開き、グリッドの式の行または列を選択します。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • 「メンバー・ラベル」を選択し、次のメンバー・ラベル・オプションのいずれかを選択します。

      • 「メンバー名」は、見出しにメンバー名を表示します。

      • 「別名: デフォルト」は、EssbaseまたはPlanningデータベース接続からメンバーの別名を表示します。または「説明」は、Financial Managementデータベース接続からメンバーの説明を表示します。

      • 「両方」は、見出しにメンバー名と、別名または説明を表示します。

        注:

        プロパティ・シートに表示されるオプションは、データベース接続によって異なります。たとえば、データベース接続としてFinancial Managementを使用している場合は、「説明」オプションが表示されます。この場合、「別名: デフォルト」オプションは表示されません。

    • 「カスタム見出し」を選択し、次のいずれか、または両方の操作を行います。

      • 見出しに表示するユーザー定義のテキストを入力します。

        ヒント:

        列見出しのテキストを改行する場合は、キーボードの改行キーを使用します。

      • テキスト関数を入力するか、「関数の挿入」ボタン「関数」アイコンをクリックして、見出しに表示するデータを取得するテキスト関数を選択します。

        注:

        行または列のプロパティ・シートに「繰返しを抑制」オプションを表示するには、行または列全体を選択する必要があります。

  3. オプション: Financial Managementグリッドにエンティティのショート名を表示するには、「エンティティのショート名」チェック・ボックスを選択します。