範囲関数は、抑制された後に実行される計算で、表示時の展開された行および列を参照します。計算が完了した後にソートが実行されます。
row[2(5:10)]
column[A(C:E)]
設計時の行2の展開された行1、3、5、6、7、8、9、10、12、13、14、15、17を示します。
row[2(1,3, 5:10, 12:15, 17)]
グリッドに抑制プロパティが含まれる場合、展開された行および列が抑制される場合があります。データの抑制の詳細は、条件付き抑制を参照してください。 |
範囲引数がセグメントで展開される行の最大数より多い数を参照する場合、最大数を超える行が無視されます。
次の例では、展開された行6から10が識別されますが、セグメント1には3つの展開された行しか含まれていません。この場合、関数の対象は展開された行6から8のみになります。
row[1(6:10)]
引数で指定した範囲に展開される行がない場合は、軸の参照全体が無視されます。
セグメント3の展開される行が10行しかない場合は、行23の参照が無視されます。
row[3(23)]
範囲の開始行または開始列を終了行または終了列より大きくすると、システムの内部で列や行が入れ替わります。
row[1(7:5)] becomes row[1(5:7)]
同じ展開された行または列に対して複数の参照を使用できます。ただし、複数の参照を使用すると、同じ行または列が式に2回含められる場合があります。
row[2(3,5,7,5)].sum
展開された行3、4、5、6、7および行5を指定します。したがって、平均値を求める計算に、行5が2回含まれています。
row[2(3:7,5)].ave