レポートの詳細データとドキュメントの表示

ここでは、展開機能と関連コンテンツについて、次のトピックとタスクに分けて説明します。

展開機能関連コンテンツを使用すると、設計者はレポートでデータの詳細なレベルを指定できます。エンド・ユーザーが同じレポート内にある詳細データを表示できるようにするには展開機能を使用し、リンクされたレポート内にある詳細データを表示できるようにするには関連コンテンツを使用して、レポートを設計します。

たとえば、市場を構成する東部、西部、北部、南部などの各地域を表示して、市場ディメンションの詳細なデータを表示するとします。

  • 展開機能の使用。 要約行および列の展開機能を使用可能にして、同じレポートの詳細データの表示を設定できます。展開機能でレポートを設定した場合、エンド・ユーザーは要約レベルの行または列を選択して、同じレポートの関連する詳細データを表示できます。

  • 関連コンテンツの使用。セル、行または列ラベル、グリッド全体、チャート、イメージおよびテキスト・ボックスを選択し、Financial Reporting、Web AnalysisおよびURLのオブジェクトにリンクを設定できます。関連コンテンツでレポートを設定すると、ユーザーは別のアプリケーションのドキュメントに移動できます。

レポートの設計中に展開機能と関連コンテンツを使用可能にしたレポートを表示するには、「ファイル」、「Webプレビュー」の順に選択します。

注:

レポートのデザイナは、関連コンテンツをレポート・デザイナのワークスペースに表示するために、レポートをレポート・タイプとして保存する必要があります。スナップショットとして保存されたレポートにはこの機能はありません。