位置設定

自動サイズ調整されたレポート・オブジェクトの相対的な位置を設定できます。この高度な位置設定メカニズムにより、レポート・オブジェクトを相互に相対的に配置する方法を正確に制御できます。レポート内に自動サイズ調整されるレポート・オブジェクトがない場合、相対位置調整は無視されます。

1つのレポート・オブジェクトの位置を相対的に設定すると、デザイン内のすべてのレポート・オブジェクトが移動し、自動サイズ調整されるレポート・オブジェクトと固定サイズのレポート・オブジェクトとの距離が同じに保たれます。

たとえば、GridAは自動サイズ調整され、水平位置が中央に設定されるため、GridAはページの中央に印刷されます。ChartAは、GridAにリンクされており、垂直位置が「相対」に設定され、GridAの下端から1インチに配置されています。ChartAは、Grid Aの下端から1インチの位置に印刷されます。

ChartAの配置を相対的に設定しないと、ChartAはグリッド・レイアウトの絶対座標の位置に印刷されるので、Grid Aと重なる可能性があります。

注意:

レポートに変更を行った場合、垂直位置と水平位置は維持されません。