バッチ処理の使用方法

管理者権限または設計者権限がある場合、ワークスペースを使用してバッチを作成、編集および保存できます。バッチ・スケジューラの機能を使用してバッチのスケジュールを設定することもできます。バッチは、レポートやブックのセットをグループ化したり処理したりするために使用します。バッチを実行して生成した出力をプリンタやリポジトリに送信でき、HTMLファイルおよびPDFファイルとしてエクスポートできます。また、エクスポートされた出力をユーザーに電子メールで送信できます。

バッチ・エディタでバッチを定義および保存したり、リポジトリのバッチをコピーおよび削除したりできます。リポジトリからバッチを削除するには、バッチへのアクセス権が必要です。デフォルトでは、スケジュールしたユーザーのみに、リポジトリに保存されているスナップショットおよびスナップショット・ブックへのアクセス権が割り当てられます。バッチへのアクセス権があり、スケジュールされている場合はバッチの各レポートを実行できます。スケジュールしたユーザーはスケジュール時に他のユーザーおよびグループにアクセス権を割り当てることができます。

バッチには、スケジュール時に変更できるバッチのPOVがあります。また、バッチのプロンプト情報を指定することもできます。指定されたPOVおよびプロンプト情報に従って、バッチに含まれている各ブックおよびレポートに指定されたPOVとプロンプトの値が指定されます。スケジュールを設定して、バッチをすぐに処理することも、後で処理することもできます。

バッチ処理の詳細は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceユーザー・ガイド』を参照してください。