Financial Reportingに必要なEssbaseポートの最大数を計算する基本的な式は次のとおりです。
EPM Workspaceとレポート・サーバーが同じコンピュータにある場合
Essbaseポートの数 = 2 X レポート・クライアントの数
+EPM Workspaceユーザーの数
EPM Workspaceとレポート・サーバーが異なるコンピュータにある場合
Essbaseポートの数 = 2 X レポート・クライアントの数
+ 2 X EPM Workspaceの数
注意: | この式はFinancial Reporting用で、アプリケーション・マネージャ、Oracle Hyperion Web Analysis、Excelのアドインなど、他の手段でEssbaseに接続するユーザーには適用されません。このような潜在的なポート利用者については、個別に考慮する必要があります。Financial Reportingコンポーネントの一部として同じコンピュータ上で使用する場合、同じEssbaseユーザーIDを使用するかぎり、他に追加のポートは利用されません。 |
データ・ソースの考慮事項は次のとおりです:
2つのデータ・ソースを使用するレポートを実行する場合は、接続数は2倍になりますが、前述のように、ポートの数は変わりません。
同様に、3つのデータ・ソースを使用するレポートを実行する場合も、接続数は3倍になりますが、ポートの数は変わりません。
2つのデータ・ソースを使用するレポートを閉じてから3つ目のデータ・ソースを使用するレポートを実行すると、接続数は増えますが、ポートの数は変わりません。
ユーザー接続は、少なくとも5分間は開いています。新規のアクティビティが発生しない場合、最大10分間はそのまま開いています。Essbaseポートの数に制限があり、多数のユーザーがFinancial Reportingにアクセスする場合は、これら両方の値を30秒(30000)まで小さくすることができます。