Linux/UNIXサーバー環境でのFinancial Reportingのフォントの更新

Financial ReportingをLinuxまたはUNIXサーバーにデプロイすると、Financial Reportingで使用できる一部のMicrosoftシステム・フォントが、LinuxまたはUNIXに含まれていないために出力時に使用できない可能性があります。たとえば、太字または斜体の"Microsoft Sans Serif"フォントは最初、太字または斜体が適用されない通常フォントとして表示されます。

LinuxまたはUNIXでFinancial Reporting上にこれらのフォントをデプロイするには、フォントをダウンロードしてインストールする必要があります。

注意:

Financial Reportingでは、TrueTypeフォントのみがサポートされます。これらのフォントはMicrosoftからライセンスを取得するか、Webから無料の代替フォントをダウンロードすることができます。

サーバーにフォントがインストールされたら、xdo.cfgファイルを更新して新しいフォントを含める必要があります。xdo.cfgファイルは、レポートのすべてのフォントをサーバー上のフォント・ファイルにマップします。このファイルには、他の印刷サーバー設定も含まれます。

デフォルトでは、xdo.cfgファイルは次の場所にあります。

EPM_ORACLE_INSTANCE/FinancialReporting/lib/FOProcessor

xdo.cfgファイルを更新するには、Financial ReportingサーバーでFRPrintServerUtilityを実行します。FRPrintServerUtilityはシステム・フォントをスキャンし、xdo.cfgファイルを改訂して新しいフォントを認識します。

デフォルトでは、FRPrintServerUtilityは次の場所にあります。

EPM_ORACLE_HOME/products/financialreporting/bin