ユーザーの要求によりグリッドの詳細行と詳細列を表示するようにレポートを設計できます。これを行うには、メンバー間に親子の関係を持つディメンションを展開できるようにします。たとえば、時間ディメンションを展開できるようにすると、ユーザーは四半期を表示する行を月に展開できます。
表示されたレポートで要約データの入った行や列を選択して、詳細データの行や列にアクセスします。
レポートの詳細データにアクセスするための展開機能を設定するには:
注意:
Oracle Essbaseで基本レベル・メンバーとしてハイブリッド・データを使用できる場合、展開のための矢印が基本レベル・メンバーの横に表示され、ハイブリッド・データに展開できます。ライン・アイテムの詳細またはサポート詳細を含む行、またはライン・アイテムの詳細を含む行を含む列では、展開を実行できません。
任意のグリッドの行または列で展開が有効になっている場合、レポートのHTMLプレビューでユーザーがすべてを展開または縮小できます。
「すべて展開」オプションを有効にするには:
注意:
グリッドに複数の階層レベルを含む多数の展開があり、行または列に複数のディメンションがある場合、「すべて展開を許可」を有効にしてすべてのセクションを展開すると、パフォーマンスが低下することがあります。この機能を有効にする前に、グリッドの設計、展開の数、およびディメンションの階層の深さを考慮してください。展開が有効にされた行および列に複数のディメンションがある場合に、「すべて展開を許可」を使用すると、手動で複数のディメンションを展開した場合とは異なる結果が返される可能性があります。