Shared Servicesを使用すると、プロビジョニングおよびライフサイクル管理アクティビティの監査では、セキュリティ・オブジェクト、およびライフサイクル管理機能を使用してエクスポートまたはインポートされるアーティファクトへの変更を追跡できます。
監査は、グローバル、アプリケーション・グループおよびアプリケーションの3つのレベルで構成できます。
グローバル・レベルでは、Shared Servicesで処理されるセキュリティおよびアーティファクトを監査できます。アプリケーション・グループレベルおよびアプリケーションレベルの監査では、Shared Servicesを介して実行されるアプリケーション・グループまたはアプリケーションに関連するセキュリティ・アクティビティの監査が可能です。Shared Services外で実行されるアプリケーション・グループおよびアプリケーション・セキュリティのアクティビティ、たとえばEssbaseにおける計算スクリプトの割当てなどは監査できません。
デフォルトでは、監査は使用不可になっています。機能の管理者のみが、監査を使用可能であるか、またはグローバル・レベルで監査されるオブジェクトおよびアーティファクトのリストを変更できます。監査構成の変更を有効にするには、すべてのEPM System製品を再起動する必要があります。
機能の管理者としてShared Services Consoleにアクセスします。Shared Services Consoleの起動を参照してください。
「監査の使用可能」を選択して監査をアクティブにします。このオプションが選択されていない場合、Shared Servicesはどのレベルでも監査をサポートしません。デフォルトでは、監査は使用不可になっています。
グローバル設定のオーバーライド許可を選択し、アプリケーション・グループおよびアプリケーションレベルの監査を使用不可にします。このオプションが選択されている場合、アプリケーション・グループおよびアプリケーション・レベルのタスクの選択は破棄され、グローバル選択が使用されます。
オプション: システムから古い監査データを除去するには、「次より古いファイルを削除」で、監査データを保持する日数を設定します。「OK」をクリックすると古い監査データに除去のマークが付きます。
「タスクの選択」から、監査データが保持されるタスクを選択します。タスクは、Shared Servicesで登録されるアプリケーションに基づいて分類されます。