委任されたユーザー管理モードを使用可能にする

デフォルトのShared Servicesのデプロイメントでは、委任された管理はサポートされていません。委任された管理者を作成する前にShared Servicesの委任されたユーザー管理モードを使用可能にする必要があります。委任されたユーザー管理モードに切り替えると、追加の画面およびメニュー・オプションが使用可能になります。

委任された管理モードでは、委任された管理者に割り当てられた役割のスコープは、委任されたリストのユーザーとグループに制限されています。デフォルト・モードに戻すと、その制限が解除され、その役割のオリジナルのスコープが回復します。たとえば、Essbaseプロビジョニング・マネージャの役割を割り当てられているユーザーdel_admin1は、Esb_group1およびEsb_group2の委任された管理者であると仮定してください。デフォルト・モードに戻すと、del_admin1がすべてのユーザーとグループに対してEssbaseプロビジョニング・マネージャになります。

委任されたユーザー管理モードを使用可能にするには:

  1. 機能の管理者としてShared Services Consoleにアクセスします。Shared Services Consoleの起動を参照してください。

  2. 「管理」から、「ユーザー・ディレクトリの構成」を選択します。

  3. 「セキュリティ・オプション」「詳細オプションの表示」の順に選択します。

  4. 「委任されたユーザー管理モードを使用可能にする」を選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. Foundation Servicesとその他のEPM Systemコンポーネントを再起動します。