Essbaseセキュリティ・モデル

Essbaseでは、Essbaseサーバーの役割とEssbaseアプリケーションの役割の2つのレベルの役割が使用されます。これらの役割は、Shared Services Consoleを使用して付与および管理します。

役割に加えて、Essbaseは、ディメンション・メンバー、フィルタおよび計算スクリプトなどのアーティファクトに対するアクセス制御機能(読取り、書込みなど)を備えています。また、フィルタもアクセスの制限に使用されるセキュリティ・コンストラクトです。

Essbaseアプリケーションの役割に関するプロビジョニング情報は、Shared Servicesリポジトリに保管されます。Essbaseアーティファクトに関するアクセス制御情報は、Essbaseのセキュリティ・ファイルであるessbase.secに保管されます。このファイルは、Essbaseと同じサーバー上に保管されます。