アーティファクトのアクセス制御が機能するようにするには、Essbaseアプリケーション・データベースでフィルタおよび計算スクリプトを作成する必要があります。Essbaseでは、フィルタを使用して、データベースの特定の部分に対するセキュリティ要件に対応し、データベース・セルへのアクセスを制限することによりデータ値またはセルに対するセキュリティ・アクセスを制御します。Essbaseサーバーでは、essbase.secにフィルタが保管されます。
計算スクリプトは、データベースの連結方法や集約方法を定義するコマンドです。連結プロセスとは別に、割当てや他の計算ルールを指定するコマンドが計算スクリプトに含まれることもあります。
管理サービス・コンソールまたはMaxLを使用して、フィルタおよび計算スクリプトを作成できます。フィルタおよび計算スクリプトの作成および管理の詳細は、『Oracle Essbase Administration Servicesオンライン・ヘルプ』または『Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド』を参照してください。