委任リストの作成

委任リストでは、委任された管理者が管理できるユーザーとグループが識別されます。各リストは、1つ以上の委任された管理者に割り当てられます。委任された管理者は、次のタスクを実行できます。

委任リストを通して、管理者に割り当てられたユーザーとグループのみを表示します。その他のユーザーとグループはすべて、リストから非表示になったままです。
管理する他のユーザーの委任リストを作成します。
委任リストに含まれるユーザーとグループのみを検索して取得します。

注意:	Shared Servicesでは、現在のユーザーが委任リストを管理するために割り当てられている場合のみ、「委任リスト」のノードが表示されます。

委任された管理者が作成するユーザーとグループは、これらを作成した管理者に自動的には割り当てられません。機能の管理者は、委任された管理者がこれらのユーザーとグループにアクセスする前に、これらのユーザーとグループを委任リストに追加する必要があります。ただし、委任された管理者は、作成する委任リストにこれらのユーザーとグループを割り当てることができます。

委任リストを作成するには:

Shared Services Consoleにアクセスします。Shared Services Consoleの起動を参照してください。
ビュー・ペインの「ネイティブ・ディレクトリ」で、「委任リスト」を右クリックし、「新規委任」を選択します。
「全般」に、一意の委任されたリンク名とオプションの説明を入力します。

オプション: このリストに割り当てられた委任された管理者が管理できるブループを追加するには、「次へ」をクリックします。

「グループ・メンバー」が表示されます。

「ディレクトリ」で、グループを表示するユーザー・ディレクトリを選択します。委任された管理者である場合は、自分に割り当てられているグループのみ検索できます。
検索するグループ属性(グループ名または説明)をドロップダウン・リストから選択し、検索フィルタを入力します。
「検索」をクリックします。
「使用可能なグループ」から、グループを選択します。

をクリックします。

注意:	Shared Servicesは、OracleおよびSQL Serverデータベースの役割をユーザー・ディレクトリのグループと同等のものとみなします。 Oracleデータベースの役割は、階層にすることができます。 SQL Serverデータベースの役割はネストできません。

オプション: 「割り当てられたグループ」からグループを選択し、をクリックしてグループの割当てを解除します。

オプション: 「次へ」をクリックして、このリストの委任された管理者が管理できるユーザーを追加します。
「ユーザー・メンバー」が表示されます。
1. 「ディレクトリ」で、ユーザーを表示するユーザー・ディレクトリを選択します。委任された管理者である場合は、検索では、自分に割り当てられているユーザーのみがリストされます。
2. 検索するユーザー属性をドロップダウン・リストから選択し、検索フィルタを入力します。
3. 「検索」をクリックします。
4. 「使用可能なユーザー」から、ユーザーを選択します。
5. をクリックします。
  選択したユーザーが「割り当てられたユーザー」に一覧表示されます。
6. オプション: 「割り当てられたユーザー」からユーザーを選択し、をクリックしてユーザーの割当てを解除します。
注意:
リストの委任された管理者が、ユーザーとして自動的に追加されます。
オプション: 「次へ」をクリックして、このリスト用の委任された管理者を割り当てます。
「管理者」が表示されます。
1. 「ディレクトリ」で、ユーザーを表示するユーザー・ディレクトリを選択します。
2. 検索するユーザー属性をドロップダウン・リストから選択し、検索フィルタを入力します。
3. 「検索」をクリックします。
4. 「使用可能なユーザー」から、ユーザーを選択します。
5. をクリックします。
  選択したユーザーが「割り当てられたユーザー」に一覧表示されます。
6. オプション: 「割り当てられたユーザー」からユーザーを選択し、をクリックしてユーザーの割当てを解除します。
注意:
リストを作成するユーザーが、リストの委任された管理者として自動的に追加されます。
「終了」をクリックします。
「追加作成」をクリックして別のリストを作成するか、「OK」をクリックして「委任リストの作成」画面を閉じます。