データベース・サーバーは通常、サーバー名、アプリケーション名、およびデータベース名を使用して固有の識別子を作成します。これら識別子の種類によっては、データベース参照が移動しにくくなります。Web Analysis Studioは、長い識別子ではなく分かりやすいデータベースの別名を使用します。データベースの接続名が覚えやすいだけでなく、複数のサーバーにデータベースを維持できます。
つまり、データベース接続とは、データ・ソースに接続するための規約、条件、手段などを定義する移動可能なファイルです。
システム要件はRDBMSによって異なるため(『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストール概要』を参照)、データベース接続文字列を構成し、リレーショナル階層を操作するためのログオン情報を提供する必要があります。またその他のリレーショナル・データ・オブジェクト(SQLスプレッドシート、フリーフォーム・グリッド、リレーショナル・ドリルスルーおよび統合サービス・ドリルスルー)を使用してレベル2またはレベル4のJDBC RDBMSに接続することもできます。
ビュー・ペインの「情報パネル」タブには、現在のデータ・オブジェクトによって使用されるデータベース接続が表示されます。情報パネルには次の2つのデータベース接続セグメントが表示されます。