OLAPおよびリレーショナル・データの統合

OLAPとリレーショナル・データベース間の、通常リレーショナル・ドリルスルーと呼ばれる連絡を構築できます。リレーショナル・ドリルスルーが構成されると、OLAPデータベースのディメンション最下位(レベル0)から指定したリレーショナル・データにドリルできます。

リレーショナル・ドリルスルーは、サーバーベースの統合サービス・ドリルスルーと同等の、クライアントベースの統合ソリューションです。

「リレーショナル・ドリルスルー」ダイアログ・ボックスは、SQLリレーショナル・データベースのクエリーを作成するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースです。複雑なSQL構文を使用して、テーブル結合およびselect句とorder by句を指定できます。

注意:

リレーショナル・ドリルスルーでは、多岐にわたるJDBCリレーショナル・データ・ソースをサポートするために、レベル別、世代別または前に選択したメンバー別のクエリーはサポートされません。

リレーショナル・ドリルスルーは、OLAPデータベース接続のデータベース接続プロパティとして構成されます。次の手順でデータベース接続ウィザードからデータベース接続プロパティを設定できます。

  • 「ファイル」「新規」「データベース接続」を選択し、「Analytic Services」または「Financial Management」を選択します。

  • 「新規」アイコンをクリックし、「データベース接続」を選択して、「Analytic Services」または「Financial Management」を選択します。

  • ビュー・ペインの「ブラウザ」タブで、選択フレームのOLAPデータベース接続を右クリックして、「編集」を選択します。選択したデータベース接続のデータベース接続ウィザードが表示します。リレーショナル・ドリルスルーはウィザード処理の最後の手順で設定されます。