SQLスプレッドシートのコンポーネントは、動的SQLクエリーおよび後続の動的リレーショナル・スプレッドシートを作成する高度な機能を提供します。SQLクエリー・ビルダー・ウィザードを使用すると、SQLクエリーを迅速にタイミングよく構成できます。
「JDBCドライバ」リストから、サポートされているJDBCドライバを選択します。
Microsoft SQL Server、IBM DB2、Oracle、JDBC-ODBC Bridge、または他の任意のドライバを選択できます。
選択を行うと、該当する「ドライバ」テキスト・ボックスにドライバ名が読み込まれます。「その他」を選択した場合には、ドライバ名の定義を入力する必要があります。
選択を行うと、サンプルのデータベース接続文字列構文が該当する「JDBC接続文字列」テキスト・ボックスに読み込まれます。「その他」を選択した場合には、JDBCデータベース接続文字列を入力する必要があります。
該当するテキスト・ボックスにリレーショナル・データ・ソースのユーザー名とパスワードを入力するか、「ユーザー名/パスワード」を選択して現在のログオン情報を入力します。
オプション: 行制限およびフェッチ・サイズについてクエリーの制限パラメータを定義します。
デフォルト設定では、結果セットの行数は250行、フェッチ・サイズは100です。
ダイアログ・ボックスの一番下にあるパネルに標準SQL構文を記述してSQLクエリーを定義できますが、次の手順に従ってSQLクエリー・ビルダーを使用してください。
「クエリー・ビルダー」をクリックして、SQLクエリー・ビルダー・ウィザードを表示します。
「SQLクエリー・ビルダー」ダイアログ・ボックスには、リレーショナル・データ・ソースの側面に対応するタブの機能があります:
「テーブル」をクリックして、1つまたは複数のテーブルを選択します。
テーブルを選択するには、「使用可能なテーブル」でテーブル名をクリックします。これにより、「選択したテーブル」に移動します。また、選択したテーブルの順序を上下に移動できます。
列を選択するには、「使用可能な列」で列名をクリックし、タブ中央の矢印ボタンのいずれかをクリックします。これにより、選択した列に移動します。
オプション: 列名を変更する場合、または列に関数の呼出しを適用する場合には、「選択した列」のフレームに列を移動する前に「列」タブの中央にある「追加する列の詳細設定」をクリックします。
「列」タブの「追加する列の詳細設定」のクリックにより、「列の選択」ダイアログ・ボックスが表示され、(「列」タブで)選択した列に関数呼び出しを適用するか、RDBMS対応の関数呼び出しを手動で入力できます。関数は、None、Average、Count、Maximum、Minimum、Sumから選択できます。
オプション: SQLクエリーのWhere句を定義するには、「フィルタ」をクリックします。
「フィルタ」タブでは、ドロップダウン・リストからパラメータを選択して、複雑なWhere句を定義できます。パラメータは、Operator、Column、Comparator、Valueの4つの列から選択できます。
選択した列をフィルタするには、「比較演算子」セルをクリックします。次のオプションから選択できます:
動的テキスト・ラベルを入力します。この値は、ランタイム時の値に動的に置換されます。動的テキスト・ラベルを参照してください。
「値」セルをクリックして、フィルタの値を選択します。これにより、戻される結果セットはフィルタ条件を満たす行に限定されます。
オプション: 動的SQLスプレッドシートを定義するには、「フィルタ」で値の動的テキスト・ラベルを入力します。
データ、メタデータ、固定参照、および時刻のフォーマットの構文を参照する動的テキスト・ラベルを入力できます。動的テキスト・ラベルを参照してください。
オプション: リレーショナル・データ・ソースの列を類似のOLAPディメンションにマッピングするには、「マッピング」をクリックします。
列をOLAPディメンションにマッピングすることにより、リレーショナル・データ・ソース内の列をOLAPデータ・ソース内の類似のディメンションに関連付けできます。これらのマッピングは、OLAPソースからSQLデータ・オブジェクトへのリンクをドリルする際に使用され、OLAPクエリーはそのWhere句を対応するリレーショナル列に渡せます。