様々なデータ・ソースが使用できるため、フリーフォーム・グリッドは、ナビゲーション方法や他のデータ・オブジェクトに使用できる分析ツールを提供しません。フリーフォーム・グリッドに直接ナビゲートするかわりに、グリッド・コンテンツを制御するためにそのデータ・ソースを共有する別のデータ・オブジェクトを使用できます。
フリーフォーム・グリッドには最初のページ・ディメンションのみが表示されるので、要素のコントロールなどの他のカスタム・ドキュメント・コンポーネントを使用してページ軸ディメンションのメンバー間を移動できます。
別のデータ・オブジェクトを使用してフリー・フォーム・グリッドのコンテンツを制御するには、次の手順に従います。
この時点で、フリーフォーム・グリッドと別のデータ・オブジェクト(どちらも共通のデータベース接続を使用)を持ったカスタム・ドキュメントがあります。これにより、クライアント側フォーマット定義と分析ツール定義をデータ・オブジェクトに適用できます。フリーフォーム・グリッドのデータベース接続とクエリーはデータ・オブジェクトが使用するものと一致するため、データ・オブジェクトへの変更はすべて反映されます。コンテンツのフォーマットを終えたら、次の3つのオプションがあります。
別のデータ・オブジェクトを使用してフリーフォーム・グリッドのコンテンツを制御するには:
「フリーフォーム・グリッド」アイコンを、コンポーネント・ツールバーからドキュメント・パネルにドラッグします。
空のフリーフォーム・グリッドと「グリッド・サイズの設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。グリッドは行軸と列軸のみで構成されます。
該当するテキスト・ボックスに行数と列数を入力して、「OK」をクリックします。
指定した行数と列数に合わせてグリッドがリセットされます。フリーフォーム・グリッドが選択され、青色の選択ハンドルが表示されます。
データ・ソースは、フリーフォーム・グリッドのセルにアンカーされます。これは、セルの選択とクエリーの構成により行われます。
OLAPデータ・ソースまたはOracle | Hyperionデータ・ソースを指定するには、セルを右クリックして、「データ・ソースの追加」を選択します。
「データ・ソースの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。データベース接続を選択するか、<データ・ソースの追加>を選択して、別のデータベース接続を選択できます。完了すると、クエリーが送信され、結果セットがフリーフォーム・グリッドに表示されます。結果セットの原点に表示されたデータ・ソースの名前を書き留めてください。
カスタム・ドキュメントにフリーフォーム・グリッドと別のデータ・オブジェクトが含まれ、その両方が共通のデータベース接続を使用します。これにより、クライアント側フォーマット定義と分析ツール定義をデータ・オブジェクトに適用できます。フリーフォーム・グリッドのデータベース接続とクエリーは、データ・オブジェクトが使用するものと一致するため、データ・オブジェクトへの変更をすべて反映します。