統合サービス・ドリルスルー

統合サービス・ドリルスルーは、サーバーベース形式のリレーショナル・ドリルスルーです。従来のリレーショナル・ドリルスルーと同様に、OLAPデータ・ソースとリレーショナル・データ・ソース間の連絡を構築できます。統合サービス・ドリルスルーでは、Web Analysis Studioドキュメントの交差から、リレーショナル・ドキュメントにもドリルできます。

Essbase管理者は、統合サービス・ドリルスルー・ドキュメントを設定する必要があります。リレーショナル・クエリーは、交差固有のメタデータとして保管され、リンクされたドキュメント・オブジェクトとしてフラグが付けられます。フラグのあるセルをダブルクリックすると、OLAPドキュメントは指定したリレーショナル・ドキュメントにナビゲートします。

Web Analysis Studioでは、「関連コンテンツ」ダイアログ・ボックスにより、統合サービスに読取りアクセスが可能です。

リンク済ドキュメント・オブジェクト・インディケータ(青色三角形)は、ドリルスルー・ドキュメントなどの関連コンテンツを示します。各統合サービス・ドリルスルー・ドキュメントは、ドリルされた交差に固有です。

  統合サービス・ドキュメントにアクセスするには、リンクされたドキュメント・オブジェクトのインディケータを表示しているセルをダブルクリックし、「関連コンテンツ」ダイアログ・ボックスからドリルスルー・ドキュメントを選択します。