個人用変数の作成と選択

個人用変数は複雑なメンバー選択を単純化します。個人用変数を定義すると、対応するディメンションやデータベース接続を提示する場合に、個人用変数を利用できます。個人用変数は、関係のないディメンションのメンバーを特別に収集するためのコンテナです。

個人用変数を定義しても、クエリーに個人用変数は含まれません。クエリーを定義する際に、ディメンション・ブラウザから個人用変数を選択する必要があります。

  個人用変数を作成するには:

  1. 「ファイル」「プリファレンス」の順に選択します。

    「ユーザー・プリファレンス」ダイアログ・ボックスが表示され、「アクティブなプリファレンス」リストにアクティブなユーザーまたはグループが表示されます。

  2. 「データベース」タブをクリックして現在の表示タブにします。

  3. データベース接続名を選択して、「編集」をクリックします。

    「データベースのプリファレンス」ダイアログ・ボックスが開きます。

  4. 「接続」をクリックします

    「個人用変数」タブと「POV」タブが使用可能になります。

  5. 「個人用変数」をクリックします。

    「個人用変数」タブには、このデータベース接続に現在定義されたすべての個人用変数が一覧表示されます。

  6. 「追加」をクリックします。

    「個人用変数」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  7. 「名前」に個人用変数の名前を入力します。

  8. 「ディメンション」リストのデータ・ソースからディメンションを選択します。

    選択したディメンションのディメンション・ブラウザが表示されます。

  9. 個人用変数に含めるディメンションのメンバーを選択します。

    すべての一般的なディメンション・ブラウザの方法とオプションがサポートされています。

  10. 「OK」をクリックします。

    「個人用変数」タブが表示され、個人用変数の定義が一覧表示されます。データベース接続やディメンションが使用されると、個人用変数の定義が選択オプションとしてディメンション・ブラウザの参照パネルに表示されます。

  クエリーに個人用変数を使用するには、ディメンション・ブラウザの「参照」パネルから個人用変数の定義を選択します。