動的時系列の選択の定義

クエリーの選択ステートメントで動的時系列(DTS)の定義を選択できます。

DTSの定義をEssbaseで作成してから、DTSの選択を行う必要があります。DTSの定義を選択し、対応する「時間」のディメンション・メンバーを選択して期間を定義します。

DTSの代替変数を選択できます。

代替変数は、頻繁に変更される情報に事前定義されたプレースフォルダです。各代替変数は、変数名により識別され、データ型を指定する一時的な値を持ちます。代替変数が使用されると、一時的値は現在の値に置き換えられます。代替変数を使用するには、Essbaseのデータベース・レベルに保管する必要があります。

  DTSの定義を選択するには:

  1. ディメンション・ブラウザで時間のディメンションのメンバーを右クリックし、「動的時系列」を選択します。

    使用できるDTSの定義がドロップダウン・リストに表示されます。

  2. DTSの定義を選択します。

    「動的時系列」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 「代替変数」タブをクリックし、リストから代替変数を選択します。

    • 「メンバー」タブをクリックし、次に「....累計」の日付を表すディメンションのメンバーを選択します。

  4. 「OK」をクリックします。