POVの定義

POVデータベースのプリファレンスは、関心があるディメンションおよびメンバーを他のドキュメントに挿入します。POVの定義はデータベース接続により定義され、アクティブになります。

POVがアクティブになると、「データ・レイアウト」の「POVの使用」とドキュメントの作成ウィザードが使用可能になります。その後作成されたロードされたすべてのドキュメントは、POVが非アクティブになるまで、指定したPOVを使用します。また、必要に応じて、「データ・レイアウト」の「POVの使用」を選択解除して、POVの使用を非アクティブにできます。

POVの定義は軸とディメンションのメンバー選択により構成されます。この定義は、ドキュメントがアクティブになったPOVにより作成されると、使用されます。

POVの定義をドキュメントに適用すると、ディメンションのメンバーの選択のみが適用されます。これは、POVが(すべてのディメンションを1つの軸に移動するなどの)機能しないレイアウトを自動的に配置するのを防ぎます。

すべてのPOVメンバー選択がカスタム・フィルタの場合は、ドキュメントに明白な変化が見えない場合があります。「ビュー・ペイン情報パネル」タブの「視点(POV)」で、どのPOVが適用されているかチェックできます。

POVの定義の使用は、3つのプロセスからなります。初めに、POVの定義を作成します。次に、POVの定義をアクティブにします。最後に、ドキュメントを設定して、アクティブになったPOVの定義を使用するか、定義を使用するドキュメントを作成する必要があります。

次の4つの利点を確認します。