別名テーブルは、ディメンション・メンバーの別名説明ラベルを保管するデータベース・テーブルです。
EssbaseおよびFinancial Managementでは、管理者は複数の別名テーブルを定義できます。Web Analysis Studioでは、使用する別名テーブルを指定できます。別名テーブルの選択は、データベース接続プロパティとして保存されます。
別名テーブルにあるメンバーIDまたは説明ラベルを表示するように指定できます。
ID番号は、そのメンバーを他のすべてのメンバーと区別する一意の値の列です。
「説明」では別名テーブルの説明が表示されます。ラベルのモードを指定しない場合、Web Analysis Studioでは「説明」ラベルが使用されます。
Financial Managementユーザーには、追加のラベルのモード・オプションがあります。IDラベルおよび説明を表示する「両方」オプションを選択できます。
デフォルトのラベルのモードは、「データ・レイアウト」オプションまたはドキュメント作成ウィザードの最後の手順を使用してクエリーする前、およびデータ・オブジェクトのショートカット・メニューを使用してクエリーした後に設定できます。ディメンション・ブラウザおよびデータ・オブジェクトのショートカット・メニューを使用すると、ディメンションで使用する説明ラベルを指定できます。
説明ラベルは別名テーブル設定から使用され、データベース接続ごとおよびデータベース・ユーザー・プリファレンスとしてアクティブ・ユーザーごとに保存されます。
デフォルトのラベルのモードは、選択したディメンションのラベルのモードを、デフォルトのラベルのモードを表示するその他すべてのディメンションと調整します。デフォルトのラベルのモードは、「データ・レイアウト」によるクエリーのすべてのディメンションに対して、およびディメンション・ブラウザまたは「データの表示」ショートカット・メニューによるディメンションごとに設定できます。