ラベルのモードの設定

別名テーブルは、ディメンション・メンバーの別名説明ラベルを保管するデータベース・テーブルです。

EssbaseおよびFinancial Managementでは、管理者は複数の別名テーブルを定義できます。Web Analysis Studioでは、使用する別名テーブルを指定できます。別名テーブルの選択は、データベース接続プロパティとして保存されます。

別名テーブルにあるメンバーIDまたは説明ラベルを表示するように指定できます。

  • ID番号は、そのメンバーを他のすべてのメンバーと区別する一意の値の列です。

  • 「説明」では別名テーブルの説明が表示されます。ラベルのモードを指定しない場合、Web Analysis Studioでは「説明」ラベルが使用されます。

Financial Managementユーザーには、追加のラベルのモード・オプションがあります。IDラベルおよび説明を表示する「両方」オプションを選択できます。

デフォルトのラベルのモードは、「データ・レイアウト」オプションまたはドキュメント作成ウィザードの最後の手順を使用してクエリーする前、およびデータ・オブジェクトのショートカット・メニューを使用してクエリーした後に設定できます。ディメンション・ブラウザおよびデータ・オブジェクトのショートカット・メニューを使用すると、ディメンションで使用する説明ラベルを指定できます。

説明ラベルは別名テーブル設定から使用され、データベース接続ごとおよびデータベース・ユーザー・プリファレンスとしてアクティブ・ユーザーごとに保存されます。

  現在のデータベース接続のデフォルトのラベルのモードを設定するには:

  1. ディメンション・ヘッダーを右クリックします。

  2. 右クリックして「データの表示」を選択します。

  3. ドロップダウン・リストから「デフォルトのラベルのモード」を選択します。

  4. 「ID」または「説明」を選択します。

  ディメンションのラベルのモードを設定するには:

  1. ディメンション・ヘッダーを右クリックします。

  2. 右クリックして「データの表示」を選択します。

  3. ドロップダウン・リストからディメンション固有のラベルのモードを選択します。

  4. 「デフォルトの使用」、「ID」または「説明」を選択します。

デフォルトのラベルのモードは、選択したディメンションのラベルのモードを、デフォルトのラベルのモードを表示するその他すべてのディメンションと調整します。デフォルトのラベルのモードは、「データ・レイアウト」によるクエリーのすべてのディメンションに対して、およびディメンション・ブラウザまたは「データの表示」ショートカット・メニューによるディメンションごとに設定できます。