ドリル・オプション

Web Analysis Studioのデフォルトのドリル動作は次のとおりです。

  • 「ドリルダウン」では、メンバーの子が表示に含まれます。

  • 「ドリルアップ」では、メンバーの親が表示に含まれます。

  • 「最上位にドリルアップ」では、最上位の祖先が表示に含まれます。

ドリル・オプションを設定すると、ドリルをカスタマイズできます。ドリル・オプションは、データ・オブジェクトのショートカット・メニュー(「ドリル」、「ドリル・オプション」の順に選択)により現在のドキュメントに設定されます。ドリル・オプションはまた、ドリルのプリファレンスにより、以降に作成するすべてのドキュメントに対して設定できます。

次の表に、Web Analysis Studioのドリル・オプションを示します。

表22. ドリル・オプション

ドリル・オプション

説明

次のレベルへドリル

ドリルしたメンバーの子を表示に含めます。

子孫へドリル

ドリルしたメンバーのすべての子孫を表示に含めます。

次元最下位へドリル

ドリルしたメンバーの最下位レベルの子孫を表示に含めます。

兄弟へドリル

ドリルしたメンバーと親を共有する1レベルのメンバーを含めます。

同じレベルへドリル

ドリルしたメンバーのレベルの全メンバーを含めます。

注意:

Hyperionでは、階層レイヤーを最下層の子孫(0レベル)から上方向にカウントしたレベルを定義しています。他のデータ・ソースでは、レベルの定義は異なります。また、非対称の階層の場合、予期しない結果が生じる場合があります。

同じ世代へドリル

ドリルしたメンバーの世代の全メンバーを含めます。

注意:

Hyperionでは、階層レイヤーを最上層の祖先(世代0)から下方向にカウントした世代を定義しています。他のデータ・ソースでは、世代の定義は異なります。

ドリル・オプションはデータ・ソースに固有です。データ・ソースでサポートされていないドリル・オプションは、「次のレベルへドリル」がデフォルトになります。