表示/非表示の制限の差異

表示/非表示の制限の定義でそのタイプが異なる場合、動作も異なります。

  • 「計算」では、すべての計算済メンバーを表示または非表示にします。

  • 「メンバー」では、ドキュメント内で右クリックしたディメンションの指定のメンバーを表示または非表示にします。

  • 「値」では、ドキュメント内で右クリックしたディメンションの反対側の軸にあるメンバーを表示または非表示にします。

  • 「色」では、ドキュメント内で右クリックしたディメンションの反対側の軸にあるメンバーを表示または非表示にします。

「表示/非表示の制限」の定義は、「表示/非表示の制限」ダイアログ・ボックスで作成します。

表26. 「表示/非表示の制限」ダイアログ・ボックス

コントロール

説明

方法の選択

「表示」 - 定義条件を満たすアイテムを表示します。

「非表示」 - 定義条件を満たすアイテムを非表示にします。

対象

 

計算式

すべての計算済メンバーを表示または非表示にします。

メンバー

指定の現在の軸メンバーに関する基本定義

いずれかの値

現在の軸の条件を満たす値が反対の軸のいずれかのメンバーに含まれるかどうかをテストします。

すべての値

現在の軸の条件を満たす値が反対の軸のすべてのメンバーに含まれるかどうかをテストします。

いずれかの色

現在の軸の条件を満たす色が反対の軸のいずれかのメンバーに含まれるかどうかをテストします。

すべての色

現在の軸の条件を満たす色が反対の軸のすべてのメンバーに含まれるかどうかをテストします。

条件の設定

 

「演算子」メニュー

条件の演算子として、「次より大きい」(>)、「次と等しいか大きい」(=>)、「次と等しい」(=)、「次と等しいか小さい」(<=)、「次より小さい」(<)、「次と等しくない」(<>)から選択できます。

「値」ボックス

ユーザーが条件の値を入力できます。

「色の選択」ダイアログ・ボックスが表示され、条件の色を設定できます。

メンバー

現在の定義が適用されるメンバーおよび属性のリストを表示します。

詳細

メンバーの組合せを集約するか、細分化します。

適用

新規の定義をドキュメントに適用します。