データの制限分析ツールは、ルールおよびオペランドに関連するデータ値を要求することにより、戻りセットを限定します。データは、2列の比較または1列の固定制限値により制限できます。
情報パネルには、現在のドキュメントに対応するAnalytic Servicesの「データの制限」の定義が表示されます。
「データの制限」はAnalytic Servicesにより実行されるので、ネットワーク・サーバーでの大きな結果セットの送信、およびクライアントでの大きな結果セットの処理が防止されます。
ユーザーは、分析ツールの右クリック・メニューを使用して、処理済のクエリーおよび未送信のクエリーの結果セットに「データの制限」を適用できます。新規ドキュメント・ウィザードの最後の手順で、「データの制限」の定義を作成できます。
コントロール | 説明 |
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列の選択 | 「列の選択」ダイアログ・ボックスが表示され、現在のドキュメントから列を選択できます。 |
「演算子」メニュー | 演算子として「次より大きい:」(>)、「次と等しいか大きい:」(>=)、「次と等しい:」(=)、「次と等しいか小さい:」(<=)、「次より小さい:」(<)、「次と等しくない:」(<>)から選択します。 |
「オペランド」メニュー | 次のオペランドのいずれかを指定します。
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「値」ボックス | 「データの制限」の条件の値を指定します。 |
注意: | 「データの制限」または「上位/下位の取得」を適用する場合、フィルタ内でディメンションごとに1つのメンバーを使用することをお薦めします。1つのディメンションについて複数のメンバーを選択した場合、アプリケーションにより結果が集約されます。「データの制限」および「上位/下位の取得」はAnalytic Servicesクエリーの一部であるため、クエリーが戻された後に集約が行われることから、予期しない結果セットが得られる場合があります。 |