Web Analysis Studioユーザーは、OLAPデータおよびリレーショナル・データ・ソース間のシームレスな通信を構築できます。OLAPからリレーショナル・データへのナビゲーションは、リレーショナル・ドリルスルーと呼ばれています。
リレーショナル・ドリルスルーを構成した後、ユーザーはOLAPデータベースの最下位ディメンション(レベル0)からナビゲートし、リレーショナル・データにドリルダウンできます。
リレーショナル・ドリルスルーは、サーバー・ベースの分析統合サービスのドリルスルーと同等の、クライアント・ベースの統合ソリューションです。
「リレーショナル・ドリルスルー」ダイアログ・ボックスは、SQLリレーショナル・データベースのクエリーを作成するためのグラフィカル・ユーザー・インタフェースです。ユーザーは、複雑なSQL構文を使用して、テーブルの結合の指定、句による選択および並び替えを行うことができます。
注意: | リレーショナル・ドリルスルーでは、多岐にわたるJDBCリレーショナル・データ・ソースをサポートしますが、レベル別、世代別、または前に選択したメンバー別のクエリーを使用できません。 |
リレーショナル・ドリルスルー定義は、データベース接続ファイルのプロパティとして保存されます。